GitHubから直接4Dコンポーネントを統合する
多くの4D開発者は、GitHubにあるサードパーティ製のコンポーネント、特に4d-componentトピックにあるコンポーネントを活用しています。4D 20 R6では、新たな機能が追加されました:これらのコンポーネントをComponent Managerから直接統合することができるようになりました!
このブログポストではこの機能の詳細を説明し、どのように開発プロセスをより簡単で効率的にできるかを紹介します。
コンポーネント間でクラスを使用する
コンポーネントの開発者は、他の既存コンポーネントのクラスを利用する必要が頻繁にあります。
4D 20 R6 では、宣言された名前空間を持つコンポーネントのクラスは、ホストプロジェクトにロードされたすべてのコンポーネントから、cs.namespace を介してアクセスできるようになりました。
4Dにおけるコンポーネント管理の簡素化
4D開発において、コンポーネントの管理というタスクは一般的にかなりの労力を必要とします。しかし、4Dの新機能のコンポーネントマネージャー機能を使用することで、コンポーネント管理は大きく進化しました。
コンポーネントを特定のComponentsフォルダに配置する制約がなくなったことにより、この機能は、2つの重要な要素から成り立っています。 dependencies.json および environment4d.json ファイルです。これらのファイルは、開発者にアプリケーションの依存関係をより良く可視化し、コンポーネントパスをカスタマイズする柔軟性を提供します。
Build4Dコンポーネントでスタンドアロンアプリケーションを作成する
新しい build4D コンポーネントが数ヶ月前から GitHub で公開されており、これを使って コンパイル済みプロジェクトやコンポーネント を簡単に作成することができます。このコンポーネントの新しいバージョンでは、シングルユーザーアプリケーションを生成できるようになり、開発ワークフローの可能性が広がります。
tool4D が v20 から利用可能になったことで、アプリケーション生成プロセスを CI (継続的インテグレーション) ツールに統合することが驚くほど便利になりました。
それでは、詳細を掘り下げていきましょう!
Build4Dを使用してコンパイルされたストラクチャーやコンポーネントをビルドする
プロジェクトモードの導入により、プロジェクトのコンポーネントを操作することが非常に簡単になりました。
ここ最近のフィーチャーリリースでは、チームや作業方法、ニーズに合わせて独自のビルドチェーンを作成できるようにするための機能をいくつか追加しています。
例えば、以下のような機能です。
あなた独自のビルドチェーンを作成したり、継続的インテグレーションツールに4Dを統合するために、4DではBuild4Dというコンポーネントを開発し、GitHubでソースを公開しています。
この最初のステップとして、Build4Dでは、コンパイル済みのストラクチャーとコンポーネントを作成することができます。今後、シングルユーザーアプリケーション、クライアントアプリケーション、サーバーアプリケーションを管理できるようにこれを充実させていく予定です。
メソッドエクスプローラーでクラスコンポーネントを可視化する
4D v19 R5 から、コンポーネントはクラスを公開できるようになりました。この機能は、コードをスムーズに書くためのコード補完と Tips表示のサポートとともに導入されました。
4D v19 R7 では、コーディングをより簡単にするために、メソッドエクスプローラーでクラスをサポートする新機能が追加されました。
ホストプロジェクトからのコンポーネントクラスへのアクセス
コンポーネントは、クラスを公開できるようになりました! さらに良いことに、アプリケーションがまだバイナリーモードの場合でも、プロジェクトモードのコンポーネントで作成した独自のクラスを、バイナリーモードのアプリケーションから使用することで、クラスとオブジェクト指向開発の恩恵を受けることができます。
プロジェクトのデータベースコンポーネントのための独自のドキュメントを構築
以前のブログ記事で、エクスプローラーにメソッドのドキュメントが戻ってきたことを紹介しました。さらに進化して、コンポーネントのドキュメントとして使用したいと思いませんか?このブログでは、その方法をご紹介します。
ニュース速報:4DコンポーネントをGitHubで公開!
2017年、4Dは4D内部コンポーネントのソースコードを4Dパートナーに共有する新しいプログラムを開始しました。
4Dコンポーネントのソースコードを共有することで、コンポーネントをカスタマイズし、自分だけのものにすることができますプロジェクトデータベースと、ソースコントロールシステムを介してアプリケーションのソースコードを共有する機能により、4D内部コンポーネントをプロジェクトデータベース化し、ソースコードを4D GitHubのアカウントにプッシュしました。これは誰でも利用可能で、Githubのアカウントさえあれば利用できます。なぜ、こんなことをしたのか?コードとフォームの両方に対する変更と修正を追跡することで、あなたの生活をより簡単にするためです。
プロジェクトのデータベースとコンポーネント
4D v18の配信以来、プロジェクトデータベースを使った変換や開発方法についてのブログ記事が続々と公開されています。コンポーネントについてはどうでしょうか?このブログポストはその疑問にお答えします。