コンポーネント間でクラスを使用する

コンポーネントの開発者は、他の既存コンポーネントのクラスを利用する必要が頻繁にあります。

4D 20 R6 では、宣言された名前空間を持つコンポーネントのクラスは、ホストプロジェクトにロードされたすべてのコンポーネントから、cs.namespace を介してアクセスできるようになりました。

ホストプロジェクト内の他のコンポーネントのクラスを使用するコンポーネントの運用が可能になりました。

呼び出す必要のあるすべてのコンポーネントをホストプロジェクトに含めるだけです。

たとえば、コンポーネント1 とコンポーネント2 が同じホストプロジェクトに存在する場合:

コンポーネント2 は、コンポーネント1 のクラスはもちろんのこと、4D NetKit のメソッドや関数も使用することができます。

このように 4D 20 R6 以降、必要なコンポーネントをすべてホストプロジェクトに含めるだけで、あるコンポーネントのクラスを他のコンポーネントでも使用することができます。

Fabrice Mainguené
- Product Owner -Fabrice Mainguenéは、2016年11月に4D Programチームに参加しました。プロダクトオーナーとして、彼はユーザーストーリーを書き、それを機能仕様に変換する役割を担っています。CNAMでコンピュータサイエンスの学士号を取得した後、FabriceはWindev開発者として小さなソフトウェア出版社に入社しました。その後、彼は産業および貿易分野のさまざまな企業で、Windev および Web 開発者として、また新機能の技術アドバイザーとして働きました。