Qodlyアプリケーションで4D Write Proを使用したダイナミックドキュメントの作成
ドキュメントの管理と作成が重要なプロフェッショナル環境では、強力で柔軟なツールが不可欠です。デスクトップクライアントから直接、ダイナミックなドキュメントテンプレートをデザインし、データベースから数式やデータを統合し、直感的なウェブインターフェースを介してワンクリックでドキュメントを生成できることを想像してみてください。これこそが、4D Write Proと 4D Qodly Proが可能にすることです!
今週のブログでは、この2つのソリューションが、ドキュメントプロセスを自動化し最適化するために、どのようにお互いを補完し合っているかをご紹介します。4D Write Proでカスタムテンプレートを作成する方法と、4D Qodly Proのおかげで、ウェブユーザーが必要なデータを入力し、ドキュメント生成をトリガーし、さらにデータベースに保存するか、計算された属性で返すかを選択する方法をご紹介します。
このプロセスをデモンストレーションするために、ダウンロード可能なパフォーマンスレビューアプリケーションを使用します。ワークフローを簡素化し、効率を高めながら、ドキュメントの作成・管理方法を変革する準備を整えてください。
4D Write Pro – 文書に署名して保護
この記事の目的は、簡単に実装できる方法で、文書を透過的に署名・検証する方法を紹介することです。
このアプローチの明らかな利点は、ドキュメントを再び開いたときに、その間に変更されていないという知識で安心できることです。
これは、4Dコードを含むスマートテンプレートとして4D Write Proドキュメントをディスク上の外部ファイルとして保存する場合に特に重要です。このコードを実行する前に、ファイルが外部から変更されていないことを確認したいものです。
あるいは、外部ドキュメントの場合、それが正しい送信者から来たものであり、そのデジタル・ジャーニーの間に変更されていないことを確認します。
これから説明する原則は、4D Write Proのドキュメントに適用されますが、少し修正を加えるだけで、他のタイプのドキュメントにも適用されます。
4D Write Proコマンドがまた最適化されました!
新バージョンがリリースされるたびに、4D Write Proの一般的な使い方やコマンドについてお客様の皆様からいただいたフィードバックを参考にさせていただいています。互換性を100%保ちつつも、いくつかのコマンドやランゲージ機能は進化しています!
4D 20 R8においてシンタックスが改善されたいくつかのコマンドでは、オブジェクトや コレクションなどの現代的なパラメータを使用できるようになりました。他のコマンドは関数になり、より使いやすくなりました。また、多くの新しい関数が追加されました。これらにより、あなたのコードはよりシンプルに、より汎用的に、そしてより保守しやすくなります!
4D Write Pro: セクションとサブセクション管理用の新機能
セクションとサブセクションは、構造化された文書の構成要素です。どの文書にもデフォルトで少なくとも 1つのセクションが含まれているため、おそらく気づかないうちに数え切れないほど使用していることでしょう!
経験豊富なプロであれ、これから始める人であれ、この記事を読むことでセクションとサブセクションの基本についてマスターすることができます。
また、4D 20 R7に搭載された 4D Write Pro の新機能もご紹介します。4D Write Pro は、これらの要素の管理をこれまで以上に簡単かつ強力にします。
4D Write Pro: 表組みの境界線を仮表示する
4D Write Pro の表組みで、境界線が見えない場合は作業が面倒になることがあります。各セルがどこで終わるのか、結合されたセルではとくにわかりにくくなります。4D 20 R7 では、通常は非表示の線を仮表示する便利な機能が追加されています。
これによって、表組みでの作業がより簡単になります! この新しいビュープロパティがどのように機能するか見てみましょう。
PDF/A3添付ファイルの抽出
以前の記事では、4D Write Pro を使用して PDF/A-3ファイル内にドキュメントを埋め込む方法について、電子インボイスの作成も含めてご紹介しました。フランス や ドイツ など、ヨーロッパのさまざまな国で電子インボイスの発行が義務化されるにつれ、これらの PDF に埋め込まれた XMLファイルを抽出する機能は非常に重要になってきています。しかし、PDF/A-3 の有用性はインボイスだけにとどまりません。これらのファイルには、さまざまな種類の文書を埋め込むことが可能なため、それらを抽出する手法が必要です。
Adobe Acrobat Reader のようなツールは手動で抽出をおこないますが、この記事では、4D 20 R6 を使用した、効率的で自動化された方法を紹介します。
4D Write Pro: 空のデータソースを管理する!
4D Write Pro の表組みは、データソースから自動的に値を取得することができるため、これを可能な限りパーソナライズする多くの機能が追加されています。データソースにリンクされたフォーミュラ、ブレーク行、下部キャリーオーバー行などはその一部です。
4D 20 R6 では、新しい属性 (wk empty datasource) の追加により、表組みの動作が改良されました。この属性で、リンクされたデータソースが空の場合の表組みの描画方法を定義することができ、ドキュメントの表示をより細かく制御することができます。
4D Write Pro.インターフェイスで利用可能な新しいセクションオプション
ご存知のように、4D Write Proは、連続したセクションと改ページされたセクションの2種類を管理します。
右ページと左ページを区別したい場合も、最初のページを他のページと区別したい場合も、これらの方法はかつてはプログラミングかコンテキストメニューを使用しなければなりませんでした。しかし、インターフェイスは進化しているのです!
便利な新しい 4D Write Pro属性: wk page size!
4D Write Pro の WP SET ATTRIBUTES コマンドは、ドキュメントのあらゆる種類の要素に適用されるため、最も頻繁に使用されるコマンドの 1つです。
4D 20 R5 では、新しいドキュメント属性が利用可能になりました: wk page size。その機能を詳しく見てみましょう!
4D Write Pro: 制限のない表組み!
4D Write Pro に表組みが導入されて以来、多くの新機能が追加されました。ヘッダー、フッター、並べ替えブレーク 、そして、データソースを表に関連付けて自動的にデータで埋める機能などです。
この最後の機能は、表あたりの最大行数 (1000行) にしばしば達する可能性があることを意味します。この点を考慮し、4D 20 R5 では、この上限は 4D Write Pro によって決定されるのではなく、利用可能なメモリによってのみ制限されるようになりました!