ヒント

AI で 4D Write Pro文書の「適切な場所」を見つける

4Dアプリケーションでは、財務報告書、社内ガイドライン、技術マニュアルなど、大規模な文書が一般的です。完全一致のキーワードで検索するだけでは不十分な場合が多く、特定の段落を見つけるために 30ページのレポートをスクロールするのは、時間がかかるだけでなく、間違いも起こりがちです。ここで AI が役立ちます。

4D 20 R10 で導入されたベクトルに基づいたセマンティックなアプローチは、異なる表現が使われている場合でも (たとえば、”画像を挿入する” と “写真を追加する”)、関連性の高い 4D Write Pro文書を見つけることを既に可能にしています。

しかし、文書が複数ページにわたり、さまざまなサブトピックをカバーしている場合はどうでしょうか? テキスト全体を 1つのベクトルに変換できるとしても、より細かいスケールで作業する方が結果が良くなることは、よくあります。これがチャンク化 (Chunking) の背後にある考え方です。文書をセグメントに分割し、それぞれを独自のベクトルで表現するのです。

これにより、さらに踏み込んだことが可能になります。適切な文書だけでなく、検索に一致する段落を取得できるのです。

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AI によるインテリジェントな 4D Write Pro文書分析

多くのビジネスアプリケーションでは、顧客からのフィードバック、社内メモ、サポートチケット、レポートなどの非構造化テキストをユーザーが入力または受信します。このようなコンテンツは貴重な情報ですが、処理をおこなわなければ活用することが困難です。

ここで人工知能 (AI) が強力なツールとなります: 4D Write Pro の文書内容を自動的に分析することで、理解・並べ替え・優先順位付けに役立つメタデータを抽出することができます。

このデモでは、AI を使った 4D Write Pro文書の完全な自動分析シナリオを実装しました。シンプルなテキストから、AI は以下のことをおこなえます:

  • 内容を反映した簡潔なタイトルの生成
  • トーンの識別 (肯定的・否定的・有益・緊急…)
  • 分類タグの提案
  • 文書品質の評価

ゴールは明確です: ユーザー体験を維持しつつ、便利なメタデータを文書に自動的に付与し、充実させることです。

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4D Write Pro: AI による文書検索

多くの 4Dビジネスアプリケーションでは、ドキュメントが非常に重要です。テクニカルノート・レポート・マニュアル・社内用のガイドなどが用意されますが、正確な文言をユーザーが覚えていないと文書探しは時間がかかったり、イライラの原因になったり、最悪の場合は文書を見つけられなかったりします。

4D 20 R10 では、AIベクトルによるセマンティック検索がそれを変えます。キーワードを比較するのではなく、意味を比較させるのです。異なる単語や異なる言語で検索しても、ユーザーは正しい文書を見つけることができます。これは、文書に格納された知識によりスマートにアクセスする方法であり、高速かつ正確で、人が実際に検索するやり方に合っています。

具体的な例を考えてみましょう。あるユーザーが、4D Write Pro のドキュメントに画像を挿入する方法を説明したテクニカルノートを探したいとします。しかし、その文書で使われている正確なフレーズを思い出せないかもしれません。

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4D Write Pro: AI を搭載したライティングアシスタント

プロフェッショナルライティングが常に進化している世界で、4D Write Pro は文書作成に革命を起こします。AI を搭載したライティングアシスタントの統合により、下書き・編集・文書の改善を即座にサポートします。

AI を搭載したライティングアシスタントは、単なる会話ツールではありません。文書作成におけるあなたの個人的なアシスタントになるように設計されています。文章を言い換えたり、誤りを訂正したり、インスピレーションを得たり、必要に応じてリアルタイムでサポートしてくれます。

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Qodlyアプリケーションで4D Write Proを使用したダイナミックドキュメントの作成

Deeplからの自動翻訳

ドキュメントの管理と作成が重要なプロフェッショナル環境では、強力で柔軟なツールが不可欠です。デスクトップクライアントから直接、ダイナミックなドキュメントテンプレートをデザインし、データベースから数式やデータを統合し、直感的なウェブインターフェースを介してワンクリックでドキュメントを生成できることを想像してみてください。これこそが、4D Write Proと 4D Qodly Proが可能にすることです!

今週のブログでは、この2つのソリューションが、ドキュメントプロセスを自動化し最適化するために、どのようにお互いを補完し合っているかをご紹介します。4D Write Proでカスタムテンプレートを作成する方法と、4D Qodly Proのおかげで、ウェブユーザーが必要なデータを入力し、ドキュメント生成をトリガーし、さらにデータベースに保存するか、計算された属性で返すかを選択する方法をご紹介します。

このプロセスをデモンストレーションするために、ダウンロード可能なパフォーマンスレビューアプリケーションを使用します。ワークフローを簡素化し、効率を高めながら、ドキュメントの作成・管理方法を変革する準備を整えてください。

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4D Write Pro – 文書に署名して保護する

この記事の目的は、簡単に実装できる方法で、文書を透過的に署名・検証する方法を紹介することです。
このアプローチの明らかな利点は、文書を再び開いたときに、それまでの間に変更されていないことを確認し安心が得られることです。

これは、4Dコードを含むスマートテンプレートとして 4D Write Pro ドキュメントを外部ファイルとしてディスク上に保存する場合に特に重要です。文書に含まれているコードを実行する前に、ファイルが不正に変更されていないことを確認したいものです。

あるいは、外部から送られてきた文書の場合、それが正しい送信者から来たものであり、受信までの間に改変されていないことを確認します。
これから説明する原則は、4D Write Pro の文書に適用されますが、少し修正を加えるだけで、他のタイプの文書にも適用されます。

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4D Write Proコマンドがまた最適化されました!

新バージョンがリリースされるたびに、4D Write Proの一般的な使い方やコマンドについてお客様の皆様からいただいたフィードバックを参考にさせていただいています。互換性を100%保ちつつも、いくつかのコマンドやランゲージ機能は進化しています!

4D 20 R8においてシンタックスが改善されたいくつかのコマンドでは、オブジェクトコレクションなどの現代的なパラメータを使用できるようになりました。他のコマンドは関数になり、より使いやすくなりました。また、多くの新しい関数が追加されました。これらにより、あなたのコードはよりシンプルに、より汎用的に、そしてより保守しやすくなります!

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4D Write Pro: セクションとサブセクション管理用の新機能

セクションとサブセクションは、構造化された文書の構成要素です。どの文書にもデフォルトで少なくとも 1つのセクションが含まれているため、おそらく気づかないうちに数え切れないほど使用していることでしょう!

経験豊富なプロであれ、これから始める人であれ、この記事を読むことでセクションとサブセクションの基本についてマスターすることができます。

また、4D 20 R7に搭載された 4D Write Pro の新機能もご紹介します。4D Write Pro 、これらの要素の管理をこれまで以上に簡単かつ強力にします。

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4D Write Pro: 表組みの境界線を仮表示する

4D Write Pro の表組みで、境界線が見えない場合は作業が面倒になることがあります。各セルがどこで終わるのか、結合されたセルではとくにわかりにくくなります。4D 20 R7 では、通常は非表示の線を仮表示する便利な機能が追加されています。

これによって、表組みでの作業がより簡単になります! この新しいビュープロパティがどのように機能するか見てみましょう。