日付と時間のカスタマイズ
日付や時刻の操作には、4Dの内部リソースや OSの設定に基づいた、様々な表現のための専用フォーマットがたびたび必要になります。
通常は、規定のフォーマットで十分ですが、地理的に異なる場所や特殊な要件に対応するため、カスタムフォーマットが不可欠な場合もあります。4D 20 R4 では、このようなニーズに対応するために、大きな進歩がありました。
4D Write Pro:電子インボイスの作成
4D V20 R4 では、電子インボイスの生成を可能にする、エキサイティングな 4D Write Pro の機能を導入しました。
そもそも電子インボイスとはどういう何でしょうか?
電子インボイス (e-invoice) は、電子的に生成・送信・受信・保存され、より効率的で環境に優しい形でビジネス取引を管理することができます。
多くの利点がある一方で、主にその生成手順の複雑さに関わる電子インボイス特有の制約もあります。しかし、4D Write Proを使用することで、当初考えられていたよりもはるかに電子インボイスが扱いやすいことが分かってきました!
4D Write Pro: 添付ファイル付きPDFへの書き出し!
ご存知のように、4D 20 R3以降、4D Write Pro は PDF/A2 と PDF/A3 (ブログ記事) フォーマットで書き出すことができます。署名を除けば、この 2つのフォーマットの主な違いは、PDF/A3 フォーマットには添付ファイルを含められることです。4D 20 R4 では、4D Write Pro の新しい書き出しオプションのおかげで、エクスポート時にファイルを添付することが可能になりました!
Formula from string に新たなオプションが追加!
4D のデベロッパーとして、フォーミュラを作成し、使用したことがあると思います。フォーミュラは、Formula とFormula from string の 2つのコマンドで作成できます。後者は 4D V20 R3 で強化され、コンポーネントから制限なく使用できるようになりました!
4D Write Pro: フォーミュラに名前を付ける
4D Write Pro のドキュメントでは、フォーミュラは非常に重要で、機能的にも大きく貢献します。これまでは、フォーミュラを値、式、または記号として表すことができました。
しかし、ユーザーエクスペリエンスをさらに向上させ、読みやすさを改善するために、4D v20 R3では、フォーミュラに名前を付けるというエキサイティングな新機能が導入されました。この最新の機能強化により、ユーザーはドキュメント内の各フォーミュラの目的を素早く特定し、理解することができます。
4D Write Pro : PDF/A形式での書き出しが可能になりました!
PDFフォーマットは今や定番のフォーマットであり、ここ最近のバージョンにおいては 4D Write Proドキュメントの書き出しに利用できるようになっています。4D v20 R3 以降、4D Write Pro ドキュメントを PDF にエクスポートする際にオプションとして PDF/Aフォーマットが利用できるようになり、近い将来、電子請求書など、他の可能性への扉を開くことになるでしょう。しかし、その前に、PDF/A と従来の PDFフォーマットとの違い (良い違いも悪い違いも含め) に注目してみましょう。
4D Write Pro: 表組みのセル結合
表組みは、4D Write Pro ドキュメントにおいて最も重要な要素の一つです。4D v20 R2 では、表の情報をより整理して表示できるように、セルの結合 が可能になりました!
4D Write Pro: テキストボックスの docx 読み込み/書き出し
4D v19 R8 で導入された テキストボックス を使って、テキスト・表組み・画像・フォーミュラ・その他の要素を Write Pro ドキュメントの任意の場所に挿入することができます。この機能は、v20 で拡張され、docx から、または docx にこれらの要素をインポートおよびエクスポートする機能が追加されました。
さらに、他のエクスポート先の場合でも使える新しいエクスポートオプションが追加されました!
更新された Print form & FORM LOAD コマンドを紹介
4D v16 R5 では、DIALOG コマンドが大幅に改良され、オブジェクト型の新しいパラメーター “formData” を渡すことができるようになりました。この新機能が 4Dデベロッパーの皆様に好評であることを聞いて、とても嬉しく思います。
4D v20 では、もう 2つのコマンドがアップグレードされました: Print form と FORM LOAD です! そのメリットは、同じように大きいでしょう。引数として渡されたオブジェクトは、印刷されるフォームや、メモリにロードされるフォームで直接利用することができます。
4D Write Pro: 表組みにブレーク行を追加!
4D Write Pro ドキュメントの表は、ここ最近のバージョンアップで大きく改善されました。4D Write Pro を強力な テンプレート駆動の文書ジェネレーター にするため、私たちは、ヘッダー・データソース・キャリーオーバー行などの 強力な機能 をリリースしてきました。
4D v20 では、ブレーク行 が追加されることになりました!
皆様、拍手でお出迎えください!