著者名: Vanessa Talbot

Vanessa Talbot
- プロダクトオーナー - Vanessa Talbotは、2014年6月に4Dプログラムチームに参加しました。プロダクトオーナーとして、彼女はユーザーストーリー(ユーザーが期待する新機能とその使用法)を書き、それを具体的な機能仕様に変換する役割を担っています。また彼女の役割は、実装された機能が顧客のニーズを満たしているかどうかを確認することでもあります。入社以来、4Dにおける主要機能の定義に関わってきました。プリエンプティブ/マルチスレッドの新機能の大部分と、非常に複雑なテーマである組み込みアプリケーションの新アーキテクチャに取り組んできました。VanessaはTelecom Saint-Etienneで学位を取得後、Criminal Research Institute でオーディオビジュアル部門の開発者としてキャリアをスタートさせました。また、メディアや医療の分野でも、技術サポートやプロダクションの分野で働いてきました。
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4Dに組み込まれたデータエクスプローラー

データエクスプローラー では、データベースのデータを表示することができます。表示するフィールドの選択や、データの整理・絞り込み・ソートが可能です。

4D v20 では、データエクスプローラーは、外部ブラウザーでなく 4Dで開くことができるようになりました。ユーザーは、ツールバーからワンクリックでデータエクスプローラーにアクセスでき、時間の節約と生産性の向上を実現します。

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フォームオブジェクトの進化

最も美しいインターフェイスを作ることができるように、私たちはフォームオブジェクトの改良を続けています。4D v19 R6 では、静的テキストと入力テキストのフォームオブジェクトの境界線に角の丸みを定義することができるようになりました。

4D v20 では、さらに新たな可能性が追加されました。

  • ボタン、ラジオボタン、チェックボックスについて、タイトルテキストとアイコンの表示を管理する新しい設定が追加されました。
  • ラジオボタンとチェックボックスについては、アイコンに使用可能な状態の数が拡張され、より良いインターフェースが提供できるようになりました。
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最新の検索・置換機能を紹介

コードエディターの “検索と置換” 機能は、何年も前から存在しています。デベロッパーは、大規模なコードベースを扱う場合はとくに、簡単かつ効率的にコードを検索・置換することができます。4D v20 では、コーディングの効率化のためにこの機能を使用しているデベロッパーに喜ばれるであろう改良が施されています:

  • 置換するコードの出現回数が把握できます
  • 現在の位置を知ることができます
  • “次へ”、”前へ” のナビゲーション機能に永続的にアクセスできます。
  • モーダルウィンドウの代わりにパレットを表示し、クリック回数を減らします。
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改良された .distinct() 関数

データ要素のユニークなリストを取得することは、データ操作において常に役に立ちます。各値の出現回数を取得することが不可欠な場合もあります。CollectionEntitySelection クラスの distinct 関数を使うと、ユニーク値のリストを取得できます。4D v20 では、各ユニーク値の出現回数の取得も可能になりました。

それだけではありません!

データベースでオブジェクトを使用して、ユーザーが入力したカスタムデータを保存することができます。これに対応するため、コード側では、このオブジェクトが持つパスのすべてを把握したいところです。 EntitySelection クラスに追加された distinctPaths 関数で、これが可能になりました。

これらの新しい関数について、くわしく紹介していきます。

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コレクションでヘルプメニューを作成

ソフトウェアの「ヘルプ」メニューはとても便利です。もちろん、ソフトウェアのオンラインドキュメントを開くためのメニュー項目がありますが、サポートへの連絡方法など、ソフトウェアによってはそれ以外にもいくつかの項目があります。

4D v20では、異なるメニュー項目を記述したコレクションを渡すことで、アプリケーションの「ヘルプ」メニューを簡単に作成することができるようになりました。

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4D for Mobile チュートリアル – 入力コントロールを選択する

フォーマッターを使うと、データの表示フォーマットを指定したり、ユーザーがデータをタップしたときの動作を定義することができます。入力コントロールも同じ原理です。キーボードの種類を選択したり、振る舞いを定義したり、アクションフォームでデータをフォーマットしたりすることができます。

例えば、画像データの場合、デフォルトで2種類のコントロールがあり、1つ目は画像を選択するか写真を撮ることができ、2つ目は署名するゾーンが表示されます。

入力コントロールには、3つのタイプがあります。

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4D for Mobile チュートリアル – アクションの作成

アクションによって、ユーザーは顧客の住所を変更したり、新しいコンタクトを追加したり、写真を修正したりなど、アプリケーションをより細やかに操作することができます。

4D ランゲージにおいては、アクションを使用するとエンティティやエンティティセレクションの追加、編集、削除を可能になります。また、単純に4D Serverのメソッドを実行することもできます。

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4D for Mobile チュートリアル – リレーションを使用する

アプリケーションのデータは、2種類の関係で結ばれています。n対11対nの2種類です。

このブログ記事では、リレーションをアプリケーション内に含める方法を紹介します。4D for Androidと4D for iOSを使えば、関連するデータ間を簡単にナビゲートすることができます。アプリケーションのビュー間の遷移を自動的に生成します。

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4D for Mobile チュートリアル – フォーマッターを使用する

データフォーマッターを使うと、データベースのあるデータ型をモバイル側で特定の方法で表示させることができます。たとえば、日付やパーセント、通貨のフォーマットを定義することができます。データフォーマッターは、コードを呼び出すこともでき、これによってより洗練されたインターフェイスを作成することもできます。

たとえば、電話番号にデータフォーマッターを割り当てて、 ユーザーが電話番号をタップしたときにモバイルアプリ上でのアクションメニューを開くようにすることもできます(このメニューから、例えば相手に電話をかけたり、連絡先に保存したりすることができます)。

フォーマッターには、3つのタイプがあります。