4D開発者として、データを更新/作成しながら、即座に簡単にビジュアル化することを夢見たことがあるかもしれません。あるいは、4D管理者として、不適切なデータによりエラーを起こしたレコードをすぐに見つけなければならないかもしれません。これは、4Dに組み込まれたクエリーインターフェースと出力フォームで可能でしたが、このフォームをカスタマイズするのに時間がかかり、もっと反応の良いツールが必要かもしれません。
データを見るために、モダンでユーザーフレンドリーなWebインターフェースはいかがでしょうか。さらに、このインターフェースに強力なクエリーエンジンが付属していたらどうでしょう?もう夢はありません。データエクスプローラーのおかげで、これらはすべて現実のものとなりました。この新しいツールはプレビューとして提供され、お客様に評価していただき、ご意見をいただくことができます。
もちろん、今後のバージョンアップで強化される予定です。
さあ、今すぐ発見しましょう
データエクスプローラーを始める
知っておくと便利
データエクスプローラーは、あなたのデータをウェブサーバー経由でウェブインターフェースとして公開することに他なりません。しかし、どのウェブサーバーでしょうか?それは、Web管理コンポーネントサーバです。
このウェブ管理サーバを起動すると、ウェブブラウザ(できればChrome、Firefox、Safari、Edge)でデータエクスプローラを利用できるようになります。
4Dでローカルにデータエクスプローラーを起動する
データエクスプローラーを起動する最もスムーズな方法は、次のとおりです。
データベースを開いたら
- 4D monoの場合:レコードメニューからデータエクスプローラーを選択します。
- 4D Server:”Window “メニューから “DataExplorer “を選択します。
注:Web管理サーバーが起動していない場合、起動するように指示が出ます。
OSは、Data Explorerのページで、デフォルトのウェブブラウザを開きます。おめでとうございます。これでデータエクスプローラーを発見する準備が整いました。
データエクスプローラーへのリモートアクセスを提供する
データエクスプローラに安全にリモートアクセスするために、ウェブ管理者の設定では、ウェブ管理サーバーに HTTPSポートを設定することができます。(HTTPプロトコルはlocalhostでのみ許可されます)。
次に、データベースを開き、Web管理サーバを起動します。
Webブラウザで、Data ExplorerのURLを入力します。IP:ポート/DataExplorer/
- IP: データベースを開いているマシンのIPアドレス
- port: HTTPSポート
これはData Explorerへの安全で保護されたリモートアクセスなので、Web管理者の設定で設定されたアクセスキーの入力が求められます。
その後、Data Explorerのページにリダイレクトされます。
詳細を説明します。
この背後にあるのはORDa
Data Explorerは、ORDAの概念に依存しています。クエリーインターフェイスはORDAクエリーを想定しており、データクラスや エンティティなどについても説明します。
注: データストアオブジェクトで参照されるテーブルのみがデータエクスプローラで表示されます。(つまり、主キーを持たないテーブルや複合主キーを持つテーブルは表示されない)。
概要
データエクスプローラは、以下の主要な領域で構成されています。
原理は非常にシンプルです。
- データクラス・エリアでは、任意のデータクラスを選択して、そのデータを表示することができます。
- 属性領域では、データ・グリッドに表示したいデータ・クラスの属性を選択します。
- データ・グリッドでは、選択したデータ・クラスのデータを表示することができます。
- 必要に応じて、データ・グリッド内の行を選択し、詳細領域でエンティティ全体を表示します。
データ・モデルの更新(テーブルの追加など)やデータの更新(エンティティの更新など)は、データ・エクスプローラー・ページを更新するだけで自動的に表示されることをご理解いただけると思います
詳細
特定のデータを検索したい場合は、検索エリアを使用します。2つのモードが利用できます。
- 属性で検索するモード
- クエリモード
属性で検索するモードです。
属性値を入力し、数回クリックするだけで一致するデータを取得できます。属性値に対応するクエリーが起動します。
注:各属性値の末尾には@ワイルドカードが、属性値間にはAND演算子が適用されます
クエリーモード。
<>アイコンをクリックし、ORDAクエリーを文字列で入力し、結果を取得します。
以上です。
乞うご期待
データエクスプローラーのパワフルさと便利さを実証する詳細を公開する予定です。数回のクリックであなたのデータを操作できるようになるため、ご期待ください。その間、4Dフォーラムでディスカッションに参加し、これまでの製品についてのご意見をお聞かせください。