4D for Mobile チュートリアル – 入力コントロールを選択する

フォーマッターを使うと、データの表示フォーマットを指定したり、ユーザーがデータをタップしたときの動作を定義することができます。入力コントロールも同じ原理です。キーボードの種類を選択したり、振る舞いを定義したり、アクションフォームでデータをフォーマットしたりすることができます。

例えば、画像データの場合、デフォルトで2種類のコントロールがあり、1つ目は画像を選択するか写真を撮ることができ、2つ目は署名するゾーンが表示されます。

入力コントロールには、3つのタイプがあります。

埋め込み型入力コントロール

埋め込み型の場合、データの種類によって異なるウィジェットが提案されます。例えば、画像フォーマットの場合、ギャラリーから画像を選択/写真を撮影を選択するウィジェットか、署名する領域を表示するか、2つの入力コントロールがあります。

このビデオでは、キーボードを設定できるもの、バーコードを読み取るもの、サインをするものなど、いくつかの入力コントロールを紹介します。

コード(SwiftまたはKotlin)つきの入力コントロール

カスタム入力コントロールを使用すると、ネイティブアプリと簡単にやりとりすることができます。そのためには、アプリに必要なものに応じて、ネイティブコードで独自の入力コントロールを作成するか、ギャラリーからいくつかの入力コントロールをダウンロードする方法があります。

このビデオでは、携帯電話の連絡先リストから電話番号と電子メールを取得する方法を説明します。また、GPS座標と住所を自動的に取得する方法もご紹介します。

選択リストに基づく入力コントロール

タスクの進捗や状況を入力するなど、あるデータについてユーザーに定義済みのリストから値を選択させたい場合が考えられます。このような場合には、以下の2種類の選択リストが使用できます。

  • manifest.json ファイルを使用した選択リスト
  • データソースに基づく選択リスト

 

このビデオでは、JSON ファイルを使用してリストを作成し、画像またはテキストのリストをユーザーに提案する方法を説明します。次に、データベースのデータに基づくリストを使った 2つの例を紹介します。

次は…

これで、モバイルアプリケーションで入力コントロールを定義する方法がお分かりいただけたかと思います。さらに詳細な情報を知りたい方は、こちらのブログまたはこちらのドキュメントを参照してください。

Vanessa Talbot
- プロダクトオーナー - Vanessa Talbotは、2014年6月に4Dプログラムチームに参加しました。プロダクトオーナーとして、彼女はユーザーストーリー(ユーザーが期待する新機能とその使用法)を書き、それを具体的な機能仕様に変換する役割を担っています。また彼女の役割は、実装された機能が顧客のニーズを満たしているかどうかを確認することでもあります。入社以来、4Dにおける主要機能の定義に関わってきました。プリエンプティブ/マルチスレッドの新機能の大部分と、非常に複雑なテーマである組み込みアプリケーションの新アーキテクチャに取り組んできました。VanessaはTelecom Saint-Etienneで学位を取得後、Criminal Research Institute でオーディオビジュアル部門の開発者としてキャリアをスタートさせました。また、メディアや医療の分野でも、技術サポートやプロダクションの分野で働いてきました。