4D Write Pro : PDF/A形式での書き出しが可能になりました!
PDFフォーマットは今や定番のフォーマットであり、ここ最近のバージョンにおいては 4D Write Proドキュメントの書き出しに利用できるようになっています。4D v20 R3 以降、4D Write Pro ドキュメントを PDF にエクスポートする際にオプションとして PDF/Aフォーマットが利用できるようになり、近い将来、電子請求書など、他の可能性への扉を開くことになるでしょう。しかし、その前に、PDF/A と従来の PDFフォーマットとの違い (良い違いも悪い違いも含め) に注目してみましょう。
4D v20 R3 ベータ版が本日スタート
この数ヶ月間、4Dではかなり活発に活動してきました。Qodly Studioの Developer Preview版がリリースされたことで、皆様が忙しくされている中、QodlyStudioをテストしてくださっている皆様に感謝の意を表したいと思います。
そしてこの度、4D v20 R3のベータテストを本日より開始することになりました!
この機能リリースのすべてを明らかにしましょう:
- 4D Write Proは、あなたの興味を引くこと間違いなしの2つの機能を備えています。数式に名前を付けて、わかりやすくすることができます。さらに、ドキュメントをPDF/Aフォーマットでエクスポートできます。
- 新しいプログラミング機能に関しては、あなたのコーディング体験を向上させます。これには、 1行の変数宣言と 初期化、任意の数のパラメータに対する 簡素化された関数宣言、インクリメンタルな同期の ためのグローバル スタンプが含まれます。
- 新しい4D View Pro blobフォーマットにより、圧縮されたドキュメントをデータベースに保存することができ、.sjsフォーマットと同じ高いパフォーマンスを提供します。
- 新しいVisual Studio Codeの拡張機能により、4Dドキュメントに簡単にアクセスできます。
- それだけではありません !
4D v20 R2がリリース
4D v20 R2がリリースされました!
この機能リリースに含まれる新機能の概要は以下の通りです:
4D v20 R2をダウンロード(毎月のホットフィックスあり)
- 4D Write Proは、このリリースにおいても印象的なアップデートで進化を続けています。表のセルをシームレスに結合できるようになり、より視覚的に魅力的で構造化された文書を作成できるようになりました。さらに、新しい表ウィザードは、表を含んだ4D Write Proドキュメントの作成を簡素化し、時間と労力を節約してくれることでしょう。
- エラー処理に関しては、4Dランゲージへの強力な追加機能である‘throw’コマンドを導入しました。このコマンドを使用すれば、問題が発生した際により正確なフィードバックをユーザーに与え、より効果的なエラーログを実装することを可能にします。
- Visual Studio Codeの拡張機能には、新機能が追加されました。シンタックスハイライト、定義に移動、署名ヘルプ、コード補完、コードの折りたたみとインデント、シンタックスチェックなどの機能に加えて、コードフォーマットが追加されました。この機能強化により、コードがクリーンで一貫性のあるものになります。
- 遅延に困らされることなく、よりレスポンシブなユーザーエクスペリエンスを可能にする新しいWebSocketクライアント機能が追加されました。この機能を使用することで、ユーザーのアプリケーションへの関わり方を大きく変革し、よりダイナミックで魅力的なものにします。
- .sjs ファイルフォーマットの導入により、4D View Proにおいて大きなファイルを扱うのが簡単になりました。このフォーマットはパフォーマンスの課題に対処するために特別に設計されています。
- Gmail APIを経由してメールを送信する新機能で、コミュニケーション能力を拡大しましょう。また今後も、Gmailの威力をメール送信用途に活用するための多くの機能が追加される予定です。
4D Write Pro – データソース付き表組みの作成ウィザード
ここ最近のリリースで、4D Write Pro には多くの表組み関連の機能が追加されました。コンテキスト、データソース、フォーミュラを使って、データベースのデータに基づいた表組みを簡単に作成することができます。
これはとても簡単なので、エンドユーザーにこの機能をそのまま使ってもらいたいと思う方も多いでしょう。しかし、データソースやフォーミュラの扱いに詳しくないユーザーにとっては、ときに難しいことであるのも理解しています。4D v20 R2 では、これに対するソリューションとして開発された新しい表ウィザードを提供しています。
このウィザードは、エンドユーザーが利用できます。エンドユーザーは、開発者が提供する、用途や業務に合わせたテンプレートを利用することができます。テンプレートの設定には以下が含まれます:
- データクラスとデータクラス属性の定義、
- データクラス、データクラス属性、およびフォーミュラの翻訳名の設定、
- 業務に適合したフォーミュラの準備、
- グラフィックスタイルのデザイン。
HDI のサンプルデータベースと、デモビデオもぜひご覧ください。
4D Write Pro: 表組みのセル結合
表組みは、4D Write Pro ドキュメントにおいて最も重要な要素の一つです。4D v20 R2 では、表の情報をより整理して表示できるように、セルの結合 が可能になりました!
Build4Dコンポーネントでスタンドアロンアプリケーションを作成する
新しい build4D コンポーネントが数ヶ月前から GitHub で公開されており、これを使って コンパイル済みプロジェクトやコンポーネント を簡単に作成することができます。このコンポーネントの新しいバージョンでは、シングルユーザーアプリケーションを生成できるようになり、開発ワークフローの可能性が広がります。
tool4D が v20 から利用可能になったことで、アプリケーション生成プロセスを CI (継続的インテグレーション) ツールに統合することが驚くほど便利になりました。
それでは、詳細を掘り下げていきましょう!
4D v20 R2 ベータ版 本日より開始
4D v20 R2 のベータテストが開始したことを発表いたします!
成功裏にリリースされた 4D v20 LTS に続き、この新バージョンはさらに強化され、見逃せないエキサイティングな追加機能を備えています!
4D v20 R2 Beta が提供するすべてを明らかにしましょう:
- 新しく導入された 4D Write Pro 表ウィザード は、エンドユーザー向けの直感的なツールです。これを使用することで、ビジネス要件に合わせてオーダーメイドされた、デベロッパー提供のテンプレートを活用できる様になります。
- 強化された エラー管理機能 により、包括的かつタイムリーな情報をインターフェース内で提供することで、ユーザーフィードバックを向上させることができます。
- 4D View Pro に導入された新しいファイル形式 “.sjs” は、大きなファイルを扱う際に発生するパフォーマンスに問題に対処するために設計されました。
- Gmail API を使用したメールの送信機能により、通信機能が拡張されました。
- Visual Studio Code 拡張機能 にコード整形を可能にする機能が加わりました。
- それだけではありません: 4D v20 R2 の新機能
4D v20 LTS 登場!
これまでで最も機能豊富な 4D のバージョンである、4D v20 LTS がリリースされました!
過去数年間、私たちは 4D をかつてないスピードで前進させてきました。オブジェクト指向プログラミング (OOP) やクラスといった最先端のコンセプトを導入し、JavaScriptや TypeScriptのような人気言語の親しみやすさや直感性に匹敵するように 4Dランゲージを改良し、データアクセスの革新的な方法である ORDA を導入するなど、様々な進化を遂げてきました。
4D v20 では、Visual Studio Code エディターの統合、テンプレートベースのドキュメントジェネレーターとしての 4D Write Pro の素晴らしい可能性、モダンなアプリケーションUIを構築するための機能が実現されています。
それだけではありません! 以下のハイライトをチェックしてください:
4D Write Pro: テキストボックスの docx 読み込み/書き出し
4D v19 R8 で導入された テキストボックス を使って、テキスト・表組み・画像・フォーミュラ・その他の要素を Write Pro ドキュメントの任意の場所に挿入することができます。この機能は、v20 で拡張され、docx から、または docx にこれらの要素をインポートおよびエクスポートする機能が追加されました。
さらに、他のエクスポート先の場合でも使える新しいエクスポートオプションが追加されました!
CLI で 4Dコードを実行するためのツール
開発業界においては、CI/CD は標準的な慣行になっています。コード修正の都度、テスト・コンパイル・ビルド・配布、時には運用、といった自動化されたアクションが生成され、コードが高品質で既存のシステムに容易に統合されることを保証します。
これらのアクションには、必要なコードを実行するためのツールが必要です。4D の開発者として私たちは、デベロッパーが初歩的なアクションを実行できるツールを無償で提供することにしました。このツールは tool4d と呼ばれ、4D環境内で必要なアクションを実行するプロセスを効率化するものです。
この記事では、tool4d の機能性と、開発プロセスを強化するための使用法を探ります。