表組みは、4D Write Pro ドキュメントにおいて最も重要な要素の一つです。4D v20 R2 では、表の情報をより整理して表示できるように、セルの結合 が可能になりました!
表の用途に関わらず、自動または手動での記入かに関わらず、セルを結合する機能は間違いなく役立ちます。以下のサンプルのような表が簡単に作成できます!
横方向、縦方向… または両方
表のセルは、行 の全部または一部で 横方向 に、列 の全部または一部で 縦方向 に結合できます。縦横の両方向に結合してセルのブロック を作成することも可能です。あなたの創造性を自由に発揮してください!
インターフェースかプログラミングか?
いつものように、操作にはいくつかの選択肢があります。詳しく見ていきましょう。
インターフェースの新機能
ツールバーにはボタンが 2つ追加され、ツールバーとサイドバーのセルプロパティメニューには項目が 2つ追加されました。
これらのメニューはコンテキスト依存で、表で複数のセルが選択されている場合にのみ表示されます。”セルを結合” を使って、横方向、縦方向、または縦横の両方向に選択セルを結合することができます。”セルの結合を解除” を使うと、選択したセルを分割して結合前の状態に戻します。解除のメニューコマンドは、結合されたセルが少なくとも 1つ選択されている場合にのみ有効です。
新しい標準アクション
2つの標準アクションが利用できます: “cell/merge” と “cell/split”
ボタンの標準アクションとして使用する
- cell/merge
- cell/split
メニューとして使う
APPEND MENU ITEM($menu; ak standard action title)
SET MENU ITEM PROPERTY($menu; -1; Associated standard action; "cell/merge")
APPEND MENU ITEM($menu; ak standard action title)
SET MENU ITEM PROPERTY($menu; -1; Associated standard action; "cell/split")
結合と分割のための新しいコマンド
最後に、2つの新しい専用コマンドが追加され、作成する表でセルをどのように配置するか定義できるようになりました。
最初の WP TABLE MERGE CELLS は、標準アクションと同じロジックに従ってセルを結合します。引数としてレンジ (セル、列、行)、または表とセル座標を受け取ります。
レンジの使用
$cells:=WP Table get cells($table; 3; 2; 2; 4)
WP TABLE MERGE CELLS($cells)
表の使用
WP TABLE MERGE CELLS($table; 3; 2; 2; 4)
2つめの WP TABLE SPLIT CELLS は逆の効果を持ち、レンジ (セル、列、行) または表に対して同じように適用されます。
レンジの使用
$cell:=WP Table get cells($table; 3; 2; 1; 1)
WP TABLE SPLIT CELLS($cell)
表の使用
WP TABLE SPLIT CELLS($table; 3; 2 {; 1; 1})
まとめ
この新機能を提供できることを大変嬉しく思います!
フォーラムを通じてフィードバックをお寄せください!