4D for Mobile がオープンソースに: コミュニティのための大きな一歩!

素晴らしいニュースです! 4D for Mobile は、4D v20 LTS の発売を皮切りにオープンソースなり、コミュニティはソースコードにアクセスし、その開発に貢献する機会を得られます。4D for Mobile は、iOS Android の両プラットフォーム向けのモバイルアプリを素早く作成するための強力なツールです。

4D for Mobile の可能性は、単にモバイルUI を作成するだけにとどまりません。HTTP/RESTプロトコルに基づく堅牢なレプリケーション・アルゴリズムを搭載しており、部分的なレプリケーションやインクリメンタルなレプリケーションを可能にします。このアルゴリズムは、他のデバイスとのデータの同期など、他のユースケースにも活用することができます。オープンソースコードの基盤を用いて、コミュニティはさらに堅牢なソリューションを作ることができます。

コードがオープンソースであり続け、誰にでもアクセスできることを保証するために、4D はコントリビューション・ライセンス契約を導入しました。この契約は、コードベースへ貢献するための条件を定めています。

4D for Mobile のドキュメントは、developer.4d.com の Webサイトにて引き続き提供されますが、4D for Mobile そのものは、任意のコンポーネントとして GitHub からコードをダウンロードし、インストールする形になりました。オンラインドキュメントには、コードをインストールしてプロジェクトに組み込むための手順が説明されています。

簡略化されたコンポーネントインストールに必要なものは、すべてここで見つけることができます。ネイティブコードを変更したい場合は、ここから SDKソースにアクセスできます。

!注意! 4D for Mobile は、任意の機能となったため、インストーラーに含まれなくなりますのでご注意ください。

David Azancot
- 4D for iOS プロダクトオーナー - David Azancotは、2017年にプロダクトオーナーとして4Dプロダクトチームに参加しました。プロダクトオーナーとして、ユーザーストーリー(ユーザーが期待する新機能とその使用法)を書き、それを具体的な機能仕様に変換することを担当しています。また、実装された機能が顧客のニーズを満たしているかどうかを確認することも彼の役割です。DavidはLeonard De Vinci Instituteでマーケティング、インターネット、モビリティのMBAを取得し、2011年にモバイルスタートアップ企業でキャリアを開始。この企業は後にモバイルマーケティンググループのMadvertiseに買収されました。モバイルインターフェースに情熱を注ぐ彼は、2015年、同グループのインタラクティブなモバイル広告フォーマットの開発に抜擢されました。並行して、Davidは2012年から彼独自のiOSおよびAndroidアプリケーションを開発しています。