Qodly Studio for 4Dは、最小限のコーディング作業で Webアプリケーションを作成するための直感的なソリューションを提供します。
4D Server とのシームレスな統合により、デスクトップアプリケーション用に開発された既存のビジネスロジックを簡単に流用することができます。
Qodly Studio for 4D 20 R4 の最新の 4Dリリースの新機能に興味がありますか?Webアプリケーションのためのクールな新機能をご紹介しましょう。
イベント・関数・アクション
可変長引数関数
最後のパラメーターに “…” 記号を追加することで、可変長の引数を受け付けるメソッドや関数の宣言を簡略化し、コードをより短く、読みやすく、柔軟にできます。可変長引数関数の詳細については、この有益な ブログ記事を参照ください。
Qodly Studio for 4D に、この可変長引数関数のサポートが追加されました。
例:
exposed Function variadicFunc($param :Text; ... :Integer) :Collection
// コード
“リセット” 標準アクション
この新しい標準アクションは、エンティティまたはエンティティセレクションのデータソースを初期値にリセットします。
DataTable のダブルクリックイベント
新しいダブルクリックイベントは、ユーザーが DataTable コンポーネントをダブルクリックしたときにトリガーされます。
ユーザー体験
進捗バー
ページがサーバーからの応答を待っているとき、たとえば RESTクエリの実行中など、時間がかかる可能性があるときに、ユーザーはページの上部に明確・軽快・シンプルな視覚的フィードバックとして進捗バーを得ることができます。
デフォルト画像
Image コンポーネントに関連付けられたデータソースが NULL の場合、デフォルトの画像が表示されます。
コンポーネント
このバージョンでは、コンポーネントにいくつかの改良が加えられています。
Text INPUT コンポーネント
新たに 2つのコントロールタイプが追加されました:
テキストエリアタイプ
大きなテキストボックスを選択して、複数行のテキストを書いたり、そのサイズを拡大したり調整したりすることができます:
時間タイプ
専用の時間ウィジェットが追加されました。スクロール、手動入力、または + と – のアイコンを使用して、ユーザー入力を時間の値に制限することができます:
また、時間タイプに新しいデータフォーマットが追加されました: 秒数なし: 14:40。
Slider
新しいオプション “ReadOnly” により、アプリケーションの別の場所で設定された値の視覚的表現として Slider を使用することができます。
Studio UI の改善
デベロッパーのユーザーエクスペリエンスを向上させるため、Qodly Studio は以下のように改善されました:
折り畳み可能なイベントカード
イベントカードは折り畳むことができ、より広いスペースを提供すると同時に、ナビゲーションアクション・標準アクション・関数の概要を提供します。
- 折り畳まれたアクションカード
- 折り畳まれていないアクションカード
未使用の CSSクラス、名前空間、データソースの削除
フォームをクリーンな状態に保つため、未使用のCSSクラス、名前空間、データソースを簡単に削除できる新機能が追加されました。
プレビューモードのタブ
Qodly Studio for 4D のデフォルトでは、エクスプローラーでファイルをクリックすると、まだ開いていない場合は自動的に新しいタブで開きます。これは、大量のタブを開くことにつながります。
タブプレビューモードを有効にした場合、エクスプローラーでファイルをクリックすると、その内容のプレビューが表示され、既存のタブが再利用されます。ファイルの編集を開始するか、エクスプローラーからダブルクリックでファイルを開くと、そのファイル専用の新しいタブが作成されます。
プレビューモードのタブは、見出しが斜体で表示されます:
背景画像プロパティ
朗報です: 共有フォルダーの画像を背景として使用するには、プロパティをプロパティパネルにドラッグ&ドロップするだけです。
そして…
これらのエキサイティングな新機能と機能強化により、Qodly Studio for 4D は、ダイナミックでユーザーフレンドリーな Webアプリケーションを簡単に作成できるようにお手伝いします。