ORDA – 歯抜けのエンティティセレクションにさよならを
これは誰もが遭遇した問題かもしれません。ユーザーのために、エンティティセレクションを表示する素敵なインターフェースをデザインしたとします。ユーザーはエンティティを削除して表示を絞り込むことができますが、その後には削除したエンティティがあった場所に空のスペースが現れてしまいます。
この場合、どうしたらいいのでしょう。削除後にエンティティセレクションを作り直す? いいえ、その心配はもうありません! 4D 20 R6 では、たった 1行のコードでこの問題を解消する便利な機能が導入されました。
この機能がどうやってインターフェースを美しく保ち、ユーザーを満足させるかについて説明していきます。
レコードを削除しても、4D はセレクションの一貫性を保ちます
データの削除には注意が必要です。問題を防ぐために、トランザクションを使用したり、バックアップやログに頼ったりすることができます。
4D 20 R4 では、セレクション内のレコードを削除した場合に一貫性を保ち、セレクションを安定させるために、いくつかの改善がなされました。
重要: これは、4D標準のQUERYコマンド と ORDA で扱われるデータの両方に適用されます。
どのようにあなたの4Dコードが安全なものになるのか、続きをぜひご一読ください。
改良された .distinct() 関数
データ要素のユニークなリストを取得することは、データ操作において常に役に立ちます。各値の出現回数を取得することが不可欠な場合もあります。Collection と EntitySelection クラスの distinct 関数を使うと、ユニーク値のリストを取得できます。4D v20 では、各ユニーク値の出現回数の取得も可能になりました。
それだけではありません!
データベースでオブジェクトを使用して、ユーザーが入力したカスタムデータを保存することができます。これに対応するため、コード側では、このオブジェクトが持つパスのすべてを把握したいところです。 EntitySelection クラスに追加された distinctPaths 関数で、これが可能になりました。
これらの新しい関数について、くわしく紹介していきます。
コレクション型のリストボックスにおける自動行高
リストボックスは、もっとも汎用性が高くてカスタマイズ可能なフォームオブジェクトです。自動行高機能は、配列型のリストボックスではすでに可能でした。4D v19 R8 では、この機能が コレクションまたはエンティティセレクション型のリストボックス にも拡張されました!
4Dアプリケーションのための新しいヒントとコツ
by Add Komoncharoensiri, Director of Technical Services at 4D Inc.
ご存知のように、4Dナレッジベースは、4Dテクノロジーに関する情報を集めたライブラリーで、毎週技術的なヒントと毎月のテクノートが活発に公開されています。もし、あなたがナレッジベースに掲載された最後のヒントを見逃したとしても、それは問題ありません。
このブログ記事では、12のヒントを取り上げています。
ORDA と 4D Write Pro : パワーカップル!
4D Write Pro ドキュメントには、データベースに依存したデータや計算を返すフォーミュラが度々含まれます。コンテキストを使用することで、これらのデータのドキュメントへの関連付けが簡単にできるようになりました。
このブログ記事では、4D Write Pro ドキュメントと ORDA で取得したデータの組み合わせにより、コードが明確に、コードメンテナンスが容易になることを紹介します。
共有することがパフォーマンスにつながる
ORDA – リストボックスの行選択を改善しました。
ORDA: エンティティセレクション関数のニュース
ORDAに関して言えば、4D v18 R3は朗報に満ちています!新しいメンバーメソッドは、あなたのコーディング体験をさらに向上させるために、自由に使うことができます。
まず、エンティティセレクションからのデータ抽出が大幅に強化され、エンティティセレクションのデータで完全にカスタマイズされたコレクションを構築 することが可能になりました。
さらに、エンティティ選択に対して、そのデータを直ちにサーバーから リフレッシュする必要があることを示す方法を提供し、キャッシュされたデータを無効にします。
詳細について知りたいですか?読み進めてください。必要なことはすべて以下に書いてあります。