ORDA – リストボックスの行選択を改善しました。

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おそらく、これまでにも LISTBOX SELECT ROWコマンドを何度も使って、エンティティを選択するために、各エンティティをループしていました。 4D v18 R3では、このプロセスを簡略化するために新しい LISTBOX SELECT ROWSコマンドで簡略化されました。

HDI:リストボックスの行を簡単に選択する例

エンティティ選択 リストボックス

この新しい LISTBOX SELECT ROWSコマンドは、パラメータとしてエンティティの選択を受け付けます。エンティティ選択に一致する行は、たった1行のコードで選択できます。また、選択された行への追加や行からの削除も簡単に行えます。

次のコードは、現金払いの顧客のエンティティセレクションを作成し、リストボックスでエンティティセレクションの行を選択するものです。

C_OBJECT($selection)
$selection :=ds.Invoices.query("payment=:1"; "Cash")
LISTBOX SELECT ROWS (*; "Invoices";$selection;lk replace selection)
出来上がったリストボックスはこちらです。

コレクションリストボックス

新しい LISTBOX SELECT ROWSコマンドも同じ、簡単な原理を使用しています!単純に、選択したいオブジェクト参照を含むコレクションをコマンドに渡します。

次のコードでは、Form.payments コレクションを使用して、指定した支払範囲内のクライアントの行を選択します。

Form.payments コレクションを使用します。

[
 {name:Cash,min:100,max:500},
 {name:Cheque,min:200,max:1200},
 {name:Credit card,min:700,max:1500},
 {name:Gift card,min:800,max:900}
]
C_COLLECTION($collection)
$collection :=Form.payments.query("min <= :1 and max >= :1";250)
LISTBOX SELECT ROWS (*; "Payments";$collection;lk replace selection)

出来上がったリストボックス。

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この新しいコマンドの詳細については、上記のHDIをダウンロードし、ドキュメントセンターを参照してください。

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- プロダクトオーナー - Marie-Sophie Landrieu-Yvertは、2017年にプロダクトオーナーとして4Dプロダクトチームに参加しました。プロダクトオーナーとして、彼女はユーザーストーリー(ユーザーが期待する新機能とその使用法)を書き、それを具体的な機能仕様に変換する役割を担っています。また彼女の役割は、実装された機能が顧客のニーズを満たしているかどうかを確認することでもあります。彼女は1995年にESIGELEC Engineering Schoolを卒業し、IBMでエンジニアとしてのキャリアをスタートさせました。様々なプロジェクト(保守や新規のプロジェクト)に参加し、Cobolのデベロッパーとして働きました。その後、UMLデザイナーおよびJavaデベロッパーとして勤務。最近は、機能要件の分析・記述、ビジネスチームと開発チームの調整などを主に担当しています。