皆様からのフィードバックは重要であり、この機能もまたそういったフィードバックの中の一つでした。
多くの開発者が、メールの’isRead'(既読)フラグを更新するコマンドを期待されていました。4D v20 R3 以降、この要望の多かった機能が4D Netkit に取り入れられました。新しい‘Office365.mail.update()’関数を使えば、受信済みメールや下書きメールの様々なプロパティを簡単に更新できるようになりました。
詳細は続きをご覧ください。
アカウント接続
最初に、OAuth2 接続オブジェクトと Office 365 オブジェクトを作成します。
var $oAuth2: cs.NetKit.OAuth2Provider
var $office365 : cs.NetKit.Office365
$oAuth2:=cs.NetKit.OAuth2Provider.new($credentials)
$office365:=cs.NetKit.Office365.new($oAuth2;\
{mailType: "Microsoft"})
メールを更新する
Microsoft Graph では、メールの様々な属性を変更する機能を提供しています。ただし、本文や件名などの特定のプロパティは、ステータスが下書きのメールに対してのみ更新できることに注意する必要があります。
例として、’Office365.mail.update()’関数を使用して、あるメールの’isRead'(既読)ステータスを変更し、さらにメールにカテゴリを追加したい場合、次のようなコードを記述する必要があります:
var $property:={}
$property.isRead:=False
$property.categories:=["myCategory"]
$property.importance:="High"
$status:=$office365.mail.update($mailId; $property)
新機能の詳細については、ドキュメントを参照してください!