4Dアプリケーションのためのヒントとコツ – 2023年2月版
by Add Komoncharoensiri, Director of Technical Services at 4D Inc.
またまた、技術情報をお届けします。
4Dナレッジベースは、4Dテクノロジーに関する情報ライブラリーで、毎週技術的なヒントと毎月の技術ノートが活発に公開されています。もし、前回のナレッジベースでのヒントを見逃したとしても大丈夫です。
このブログ記事は20のTipsをカバーしています。
4D for Mobile チュートリアル – 入力コントロールを選択する
フォーマッターを使うと、データの表示フォーマットを指定したり、ユーザーがデータをタップしたときの動作を定義することができます。入力コントロールも同じ原理です。キーボードの種類を選択したり、振る舞いを定義したり、アクションフォームでデータをフォーマットしたりすることができます。
例えば、画像データの場合、デフォルトで2種類のコントロールがあり、1つ目は画像を選択するか写真を撮ることができ、2つ目は署名するゾーンが表示されます。
入力コントロールには、3つのタイプがあります。
4D for Mobile チュートリアル – アクションの作成
アクションによって、ユーザーは顧客の住所を変更したり、新しいコンタクトを追加したり、写真を修正したりなど、アプリケーションをより細やかに操作することができます。
4D ランゲージにおいては、アクションを使用するとエンティティやエンティティセレクションの追加、編集、削除を可能になります。また、単純に4D Serverのメソッドを実行することもできます。
4D for Mobile チュートリアル – リレーションを使用する
アプリケーションのデータは、2種類の関係で結ばれています。n対1、1対nの2種類です。
このブログ記事では、リレーションをアプリケーション内に含める方法を紹介します。4D for Androidと4D for iOSを使えば、関連するデータ間を簡単にナビゲートすることができます。アプリケーションのビュー間の遷移を自動的に生成します。
4D for Mobile チュートリアル – フォーマッターを使用する
データフォーマッターを使うと、データベースのあるデータ型をモバイル側で特定の方法で表示させることができます。たとえば、日付やパーセント、通貨のフォーマットを定義することができます。データフォーマッターは、コードを呼び出すこともでき、これによってより洗練されたインターフェイスを作成することもできます。
たとえば、電話番号にデータフォーマッターを割り当てて、 ユーザーが電話番号をタップしたときにモバイルアプリ上でのアクションメニューを開くようにすることもできます(このメニューから、例えば相手に電話をかけたり、連絡先に保存したりすることができます)。
フォーマッターには、3つのタイプがあります。
4D for Mobile チュートリアル – リストビューでのソート
アプリケーションの使用を容易にするために、ユーザーに提示されるデータは、通常アルファベット順、時系列順、または複数の条件の組み合わせでソートされています。
4D for Androidと4D for iOSでは、各リストビューに複数のソートを定義することができます。
あらゆる場所でエラーをキャッチ
エラー管理は、どの言語でも開発の制約になりがちです。4Dでは、新しいプロセス/ワーカーでエラー処理メソッドを呼び忘れたり、エラーを処理しないコンポーネントを使用したりすると、4D組み込みのエラーダイアログが最終ユーザーに表示されることがあります。4D開発者は、この組み込みの4Dエラーダイアログを表示させないために、すべてのコンテキストですべてのエラーをキャッチしたいと思います。
4D v19 R8で、この動作をどのように管理するか見てみましょう。
4D for Mobile チュートリアル – フィルタクエリを定義する
モバイルアプリケーションの場合、容量を節約するのに加えて必要なデータに直接かつ迅速にアクセスできるように、通常、データはフィルタリングされています。
4Dには、2種類のフィルターがあります。
- スタティック(静的)なフィルターは、テーブルのデータをフィルタリングします。例えば、ステータスが「進行中」のタスクに限定する、などです。
- ダイナミック(動的)なフィルターは、ユーザーの情報に依存するフィルターです。例えば、ユーザーのタスクだけを返す、などです。
このチュートリアルでは、この 2つのフィルタの使い方と組み合わせ方を説明します。