ベンジャミン・フランクリンは「時は金なり」と言ったように、時間をより正確に計ることができれば、それに越したことはありません。このたび、ミリ秒を含む正確なUTCタイムスタンプを取得する新しいコマンドを用意しました。
長期間にわたる正確なログを取得したいですか?新しいTimestampコマンドは、日付と時刻をミリ秒の国際標準フォーマットで取得することができます。これにより、世界中の様々な場所で行われる密接な操作のための正確なタイムスタンプを簡単に取得することができます。
このコマンドは、次のような ISO8601 形式の文字列を返します。“2016-09-24T07:30:055Z”.便利なことに、このようなタイムスタンプの文字列の順序は、時系列と同じなので、タイムスタンプを使った操作を古いものから新しいものへと簡単に並べ替えることができるのです。
ログファイル内でタイムスタンプを使用すると、イベントがいつ発生したかを正確に知ることができます。以下の例に示すように、同じ秒数の間に複数の操作を行うことができます。
$vhDocRef:=Appenddocument("TimestampProject.log")
$logWithTimestamp:=Timestamp+Char(Tab)+"Log with timestamp "+Char(Carriage return)
SEND PACKET($vhDocRef;String($logWithTimestamp))
-----------------------------------------------------
Result:
2016-12-12T13:31:29.477Z Log with timestamp
2016-12-12T13:31:29.478Z user1 の接続
2016-12-12T13:31:29.486Z ERROR - Exception of type 'System exception'
2016-12-12T13:31:29.492Z Click on button1684
2016-12-12T13:31:29.502Z [SP_HELP- 1 rows] Command processed
2016-12-12T13:31:29.512Z [SP_HELP- 5 rows] Results set fetched
より詳細な情報は 4D v16 R2のドキュメントを参照してください。