Gmail API を使ったメール送信

私たちはメール通信の重要性を理解しており、電子メールの送信は現代のアプリケーションにおいて頻繁に必要とされるものだと認識しています。Gmail を使用している多くのユーザーより、Gmail API を使ったメール送信を容易にする API を望む声を頂いています。OAuth2.0 の統合は、Gmailサーバーとの接続を確立するために不可欠でした。

4D v20 R2 では、Gmail との連携を容易にするための最初の一歩として、メール送信コマンドを実装しました。

HDI: Gmail API: メール送信

アカウント接続

メールを作成する前に、OAuth 2.0接続 オブジェクトと Googleオブジェクトを作成します。

var $oAuth2 : cs.NetKit.OAuth2Provider
var $google : cs.NetKit.Google

$oAuth2:=cs.NetKit.OAuth2Provider.new($param)
$google:=cs.NetKit.Google.new($oAuth2; {mailType: "JMAP"})

メール送信

OAuth 2.0接続の準備が完了したら、先ほど作成した $google オブジェクトの mail.send() 関数を使ってメールを送信します:

// メールを作成します
$email:=New object
$email.from:="youremail@gmail.com"
$email.to:="destinationmail@mail.com"
$email.subject:="Gmail API テスト"
$email.textBody:="これは Gmail API のテストです。"

// メールを送信します
$status:=$google.mail.send($email)

この機能の詳細については、上記の HDI と ドキュメント を参照してください!

Fabrice Mainguené
- Product Owner -Fabrice Mainguenéは、2016年11月に4D Programチームに参加しました。プロダクトオーナーとして、彼はユーザーストーリーを書き、それを機能仕様に変換する役割を担っています。CNAMでコンピュータサイエンスの学士号を取得した後、FabriceはWindev開発者として小さなソフトウェア出版社に入社しました。その後、彼は産業および貿易分野のさまざまな企業で、Windev および Web 開発者として、また新機能の技術アドバイザーとして働きました。