リストボックスは、強力なフォームオブジェクトです。簡単に作成、操作できますし、最も重要なのは、あらゆる種類のデータを扱えることです。行や列の挿入や削除から、4D言語によるプロパティの定義や変更まで、すべてをプログラミングで設定することができます。4D v18 R4では、もう1つ重要なプロパティがリストに追加されました。どれだかわかりますか?ヒント:タイトルをもう一度読んでみてください。
配列ベースのリストボックスの場合、エンドユーザーが行を移動できるかどうか(例えば、並び替えやグループ化など)を(デザインモードで)定義することが可能です。
このプロパティは、以前はプログラミングで変更することができませんでした。LISTBOX SET PROPERTY コマンドは20種類以上のプロパティを設定できますが、”lk movable rows“はそのリストにありませんでした…今までは!
行を移動可能かどうか指定するには、次のようにします。
LISTBOX SET PROPERTY(*; "myListbox";lk movable rows;True / False)
とするだけです。
また、リストボックスに属する行が移動可能かどうかを知る必要がある場合は、関数内で同じ定数を使用すればよいのです。
$isMovable:=LISTBOX Get property(*; "myListbox";lk movable rows)
以上です。リストボックスを好きなように設定して楽しんでください。
より詳細な情報は、ドキュメントセンターでご覧になれます。