Windowsでクライアントサーバーアプリケーションを実行しているお客様には、4D v15 R5でシングルサインオン機能を使用することにより、エンドユーザーエクスペリエンスを向上させることができます。
そのために、4Dは、現在のWindowsセッションに接続されているユーザーのログインを取得することができるWindowsテクノロジーを使用しています（Active Directoryを使用）。一旦ログインがわかれば、4Dアプリケーションは、この特定のユーザーに割り当てられている権利を自ら判断することができます。
Windowsのログインを取得するために、以下のコマンドが追加されました。
$login := 現在のクライアント認証 ( {$domain ;$protocol } )
login:ユーザーがWindowsのセッションを開くために使用するWindows ID
$domain:Windows ホストドメイン
$protocol:認証を行うために使用するプロトコル。
2つのプロトコルを使用することができます。NTLMと Kerberosである。最適なプロトコルは、アーキテクチャに応じて、4Dが自動的に選択します。
How DO I “のサンプルデータベースがあります。
SSOの詳細については、4D v15 R5アップグレードマニュアルを参照してください。
LDAPとの連携
Active DirectoryなどのLDAPサーバーから情報を取得するLDAP機能（4D v15より提供）と組み合わせることも可能です。こちらのビデオで概要をご覧いただけます。