MSCを活用して廃止予定の画像を探し出す

QuickDraw/QuickTime画像(PICTフォーマット)は、4D v11から廃止予定となっており、最新の画像フォーマット(PNGJPEGなど)に置き換える必要があります。新しい64-bit バージョンの4Dは、もはやPICT画像をサポートしていません。つまりここでの障害は、古いアプリケーションの中からこのような古いフォーマットの画像を見つけ出すことです。

アプリケーション内にあるそのような画像は、4Dの64ビット版では正しく表示されず、代わりにこのような画像で表示されます:pict-not-supported-80x80

4D v16の MSCの新しい警告は、廃止された画像がどこにあるのかを見つけるのに役に立ちます。検証は、全てのフォームオブジェクト、静止画像、メニューバーの背景画像、メニューアイテムアイコンに対して行われます。廃止された画像(PICTまたはPICT形式を含んでいるもの)は、画面上や印刷ジョブで表示することができなくなりました。これらの警告を見ることで、アプリケーション内のどこに古いPICT画像があるのかを簡単に見つけ、置き換えることができます。

これらの警告は、MSCを使用してアプリケーションを検証する際に、ログファイルに表示されます。

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詳細については、4D v16ドキュメントのMaintenance and security centerセクションにあるVerify ページを参照してください

Fabrice Mainguené
- Product Owner -Fabrice Mainguenéは、2016年11月に4D Programチームに参加しました。プロダクトオーナーとして、彼はユーザーストーリーを書き、それを機能仕様に変換する役割を担っています。CNAMでコンピュータサイエンスの学士号を取得した後、FabriceはWindev開発者として小さなソフトウェア出版社に入社しました。その後、彼は産業および貿易分野のさまざまな企業で、Windev および Web 開発者として、また新機能の技術アドバイザーとして働きました。