通常、4D View Pro では、作業中のセルとデータが入力される場所(アクティブセル)を特定する必要があります。また、いくつかのセルを選択し、そのセルに書式設定や値を入力するなどのアクションを実行する必要がある場合もあります。4D v17 R5では、アクティブセルとセル選択の両方を管理するための新しいコマンド群が提供されています。
ドキュメント内のアクティブなセルや選択範囲を設定したり、取得したりするには。
- VP Get active cell
- VP Get selection
- VP SET ACTIVE CELL
- VP SET SELECTION
- VP ADD SELECTION
- VP RESET SELECTION
4D View Proエリアの特定の位置(例えば、右下)にあるセルを表示するには、以下を使用できます。
新しいコマンドの動作
このコマンドラインは、アクティブなセルに対応する範囲を取得することができます。
$activeCell:=VP Get active cell ("ViewProArea")
同じロジックで、現在の選択範囲を取得することができます。
$currentSelection:=VP Get selection ("ViewProArea")
。
アクティブセルの設定も簡単で、新しいセルの座標をパラメータとして渡すだけです。
$activeCell:=VP Cell ("ViewProArea";5;6)
VP SET ACTIVE CELL ($activeCell)
そして、新しい選択範囲を設定するには、セルの範囲(隣接または離間)をパラメータとして渡します :
$currentSelection:=VP Combine ranges (VP Cells ("ViewProArea";3;2;1;4);VP Cells ("ViewProArea";5;7;1;4))
)
VP SET SELECTION ($currentSelection
セルの表示位置の管理
4D View Proエリアの中央にセルを表示するには、次のようなコード行を使用します。
$displayCell:=VP Cell ("ViewProArea1";50;50)
VP SHOW CELL ($displayCell;vk position center;vk position center)
セルの位置は変わりませんが、セルのビューが水平と垂直に再配置され、セルが(可能であれば)中央に表示されるようになります。