4D v15 R4では、専用のコマンドを使用して、独自の4D Write Proインターフェースをデザインすることが可能になりました。選択範囲、段落、文書内の画像、または文書自体の属性を操作するための新しいコマンドが多数用意されています。
コマンドは以下の通りです。WP Get selection、WP Get range、WP SELECT、WP Get paragraphs、WP Get picturesは、4D Write Proドキュメントの一部を参照するオブジェクトを作成、操作することができるコマンドです。また、WP SET ATTRIBUTES、WP GET ATTRIBUTES 、WP RESET ATTRIBUTESのコマンドは、異なるドキュメント要素タイプ(パラグラフ、ドキュメント、イメージ、テキスト)のすべてのスタイルとプロパティ(マージン、パディング、フォント、カラー、ボーダータイプ、ボーダーカラー、バックグラウンド、箇条書き、タブ、などなど)に使用することが可能です。
実際には、属性のリストはもっと長く、あなたは今、ドキュメントの表示を深くかつ細かく制御することができます。Doc centerの完全な属性リストを見てみましょう。4D Write Proの属性
コマンドは、アプリケーションの制約に合うように、柔軟に設計されています。例えば、色はCSSカラー、4Dカラー(longint)、カラー配列(RGB)を使って設定することができます。各寸法は、お客様の地域に合わせて指定した単位(ポイント、ピクセル、メートル法…)で設定することが可能です。
FONT STYLE LISTコマンドを使用すると、定義されたフォント名に対して、マシン上でサポートされているすべてのフォントスタイルを取得することができます。このコマンドは、現代的でより正確なフォント管理に特に役立ちます。
4D Write Proウィジェット
4D Engineeringは、これらのコマンドを使用して、4D製品内で 利用可能な4D WriteProのデフォルトインターフェイスをあらかじめデザインしています。
オブジェクトライブラリからフォームエディタにウィジェットをドラッグ&ドロップするだけで 、すぐに使用することができます。
これらのコマンドがどのように動作するかのデモを見るには、サンプルデータベースをダウンロードしてください。また、あなたのアプリケーションで利用できる、非常にシンプルなインターフェースもあります。
詳細については、doc centerの4D v15 R4アップグレードマニュアルを 参照してください。