4D View Pro でドキュメントを作成する際、シートのタブやスクロールバーを隠したり、コンテキストメニューやドラッグ&ドロップオプションを無効にするなど、ユーザー体験を細かく調整する必要があることがよくあります。4D v19 R4 より VP SET WORKBOOK OPTIONS コマンドを使って、これらのことが可能になりました。
VP SET WORKBOOK OPTIONS コマンドを使用して、次のような要素を管理することができます:
- タブストリップ
- スクロールバー
- ワークブックの背景
- 列と行のサイズ変更
- コピー/ペーストオプション
- ドラッグ&ドロップオプション
- ドラッグ&フィルオプション
たとえば、ユーザーがスプレッドシート上を不要に動き回るリスクを軽減するため、スクロールバーを表示させたくない場合があります:
$param:=New object
$param.showHorizontalScrollbar:=False
$param.showVerticalScrollbar:=False
VP SET WORKBOOK OPTIONS("ViewProArea"; $param)
オプションの一覧はこのブログ記事には書ききれないため、詳細はドキュメントを参照ください。
また、上の HDI もぜひお試しください。