4D View Pro:ワークブックオプション

4D View Pro でドキュメントを作成する際、シートのタブやスクロールバーを隠したり、コンテキストメニューやドラッグ&ドロップオプションを無効にするなど、ユーザー体験を細かく調整する必要があることがよくあります。4D v19 R4 より VP SET WORKBOOK OPTIONS コマンドを使って、これらのことが可能になりました。

HDI: View Pro: ワークブックオプションの管理

VP SET WORKBOOK OPTIONS コマンドを使用して、次のような要素を管理することができます:

  • タブストリップ
  • スクロールバー
  • ワークブックの背景
  • 列と行のサイズ変更
  • コピー/ペーストオプション
  • ドラッグ&ドロップオプション
  • ドラッグ&フィルオプション

 

たとえば、ユーザーがスプレッドシート上を不要に動き回るリスクを軽減するため、スクロールバーを表示させたくない場合があります:

$param:=New object
$param.showHorizontalScrollbar:=False
$param.showVerticalScrollbar:=False

VP SET WORKBOOK OPTIONS("ViewProArea"; $param)

オプションの一覧はこのブログ記事には書ききれないため、詳細はドキュメントを参照ください。

また、上の HDI もぜひお試しください。

Fabrice Mainguené
- Product Owner -Fabrice Mainguenéは、2016年11月に4D Programチームに参加しました。プロダクトオーナーとして、彼はユーザーストーリーを書き、それを機能仕様に変換する役割を担っています。CNAMでコンピュータサイエンスの学士号を取得した後、FabriceはWindev開発者として小さなソフトウェア出版社に入社しました。その後、彼は産業および貿易分野のさまざまな企業で、Windev および Web 開発者として、また新機能の技術アドバイザーとして働きました。