VP PRINT と VP EXPORT DOCUMENT コマンドを使って、文書を印刷したり、PDF を作成したりすることができるようになりました。しかし、顧客に向けた魅力的なドキュメントを作成するためには、ドキュメントを印刷するだけでなく、ヘッダーやフッターを追加したり、ズームを定義したり、紙の向きを定義したりする必要があります。4D v18 では、これらの属性を定義する VP SET PRINT INFO コマンドのおかげで、すべてが可能になります!
印刷情報 – PRINT INFO
VP SET PRINT INFO を使えば、各シート専用の印刷オプションを定義することができます。 これらの属性は、PDF出力や印刷のためにドキュメントを準備するのに使用されます。もちろん、ドキュメントを保存すれば、それらの設定も一緒に保存されます。
$printInfo:=New object
$printInfo.headerCenter:="4D View Pro"
$printInfo.footerRight:="&P / &N ページ"
$printInfo.orientation:=vk print page orientation landscape
$printInfo.centering:=vk print centering horizontal
$printInfo.showGridLine:=False
$printInfo.showRowHeader:=vk print visibility hide
$printInfo.showColumnHeader:=vk print visibility hide
VP SET PRINT INFO ("ViewProArea";$printInfo)
PDFへの書き出し
文書を PDF形式で書き出すには VP EXPORT DOCUMENT コマンドを使います。書き出しには VP PRINT INFO の情報が使用され、ドキュメントで使用されているすべてのフォントは適切なレンダリングのため、自動的に PDFファイルに埋め込まれます。.xlsx へ書き出す 場合には、出力が終了した時点で呼び出される任意のフォーミュラを渡すこともできます。
$options:=New object
$options.formula:=Formula(AfterPDF )
VP EXPORT DOCUMENT ("viewProArea";"C:\\tmp\\order.pdf";$options)
ドキュメントを印刷する
エンドユーザーがドキュメントを印刷できるようにするには VP PRINTコマンドを使います。
VP PRINT ("ViewProArea";vk current sheet)
この機能は、4D View Pro のドキュメントを印刷するための最初のステップです。他の機能も近日追加予定です。ご期待ください。
それまでの間、上記の HDI で PDF出力とドキュメントの印刷をテストすることができます。