同僚、ユーザー、顧客とのストラクチャー定義の共有は、HTML形式によって簡素化されます。
4D のストラクチャー定義は XML+XSL で表されます。ブラウザーはこれを HTML としてレンダリングし、人間にとっての読みやすさを実現しながら、コンピュータによるコンテンツ解析を容易にします。
しかし、最近のブラウザーの制限により、ローカルファイルで特定の外部リソースを使用することが、Web 上のソースでない限りできません。この問題を解決するために、4D はこの書き出しを HTML+CSSフォーマットで再構築し、以前のように XML として書き出すか、直接 HTML として書き出すかを選択できるようにしました。
4D 20 R4 より、”ファイル>書き出し>ストラクチャー定義をHTMLに書き出し…” メニュー項目を選択すると、ファイルは HTML形式で生成されます。こうすることで、どのブラウザーでもファイルを開くことができます。
書き出しのデザインはほとんど変わりませんが、リレーション名のような有用な情報が追加される一方で、廃止予定のものが削除されました。
HTMLファイルが必要とするすべての外部リソースは、”html_export_resources” サブフォルダーに置かれます。このフォルダーがすでに存在する場合は上書きされないため、提供された CSSスタイルシートを自由にカスタマイズすることができます。
また、EXPORT STRUCTURE コマンドでも、任意のパラメーターを使うことでストラクチャーを HTML に書き出すことができます:
var $xml; $html : Text
EXPORT STRUCTURE($xml) // XML への書き出し
File("/PACKAGE/myStructure.xml").setText($xml)
EXPORT STRUCTURE($html; html format) // HTML への書き出し
File("/PACKAGE/myStructure.html").setText($html)
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