4D v20 R3 では、より良いジャーナル管理を可能にする新機能が導入されました。この機能は “ログを使用” 設定に関するもので、他のバックアップ・パラメーターと同様にオーバーライドできるようになりました。
このブログ記事では、なぜこれが便利なのかを説明し、その使い方を紹介します。
“ログを使用” の目的は?
“ログを使用” 設定は、アプリケーションがジャーナルを使用するかどうかを定義します。このオプションが有効な場合、4Dは新しいデータファイルを作成する際に、ジャーナルを作成するか選択するかを尋ねます。選択したジャーナルへのパスはデータファイルに保存されます。同様に、このオプションが有効になっている場合に、ジャーナルなしでデータファイルを開くと、4D はジャーナルの作成または選択を要求します。
設定の保存場所
デフォルトでは、”ログを使用” オプションの値は、”catalog” ファイルに保存されます。しかし、4D v20 R3 では、バックアップ設定ファイルを使用して、運用中にこの値を変更することができます。つまり、ストラクチャー内、ストラクチャーの隣、またはデータファイルの隣にこのパラメーターを設定することができます。
優先順位は他のパラメーターと同じです:
- データの隣(最優先)
- ストラクチャーの隣
- ストラクチャー内
インターフェース側
ユーザーインターフェースでは、ストラクチャーパラメーターに変更はありません。”ログを使用” パラメーターは、引き続き “catalog”ファイルに保存されます。しかし、データパラメーターを選択した場合、その情報は “/DATA/settings/Backup.4dsettings” ディレクトリのデータの隣にあるバックアップ設定ファイルに保存されます。
次は…
この新機能により、運用のための設定オプションが増えました。あなたの感想や使用例をフォーラムで自由に共有してください。