スケーラブルWebセッションは、4D v18 R6でもたらされた重要な改良点です。これにより、4Dタグ、4Dアクション、REST APIを、4Dサーバー上で、インタプリタモードでも、プリエンプティブなプロセスで使用することができるようになりました。しかし、このようなプログラムをデバッグするには、プリエンプティブプロセスではデバッガーウィンドウを開くことができないため、サーバー上で開発環境を開き、協調モードに切り替えさせる必要があったのです。このように、v19 R2までは、REST、4Dアクション、4Dタグのデバッグが可能でした。v19 R3からは、これらすべてが簡単になり、通常通りデバッガをアタッチするだけでサーバーサイドのデバッグができるようになりました。
v19 R3からREST、4Dアクション、4Dタグのデバッグが可能になりました。
標準的な方法です。サーバー上でデバッガーを有効にするか、リモートで[デバッガーをアタッチ]または[デバッガーをスタートアップ時にアタッチ]メニュー項目を使用するだけです。
デバッガーをサーバーにアタッチすると、すべてのスケーラブルセッションが協調モードに切り替わり、デバッガーが機能するようになります。
デバッガーを取り外すと、スケーラブルなウェブセッションは再びプリエンプティブになります。