カスタムヘッダーは、標準のプロパティではサポートされていないような情報を追加するのに便利です。4D v17 R5では、定義済みのヘッダーセットだけでなく、カスタマイズしたヘッダーをメールオブジェクトに宣言する方法も提供しています。
事前定義されたヘッダー
5つの新しい定義済みヘッダーが、メールオブジェクトで直接利用できます。
- messageId:特定のメッセージのバージョンを参照する一意のメッセージ識別子。
- inReplyTo:現在のメッセージが応答である元のメッセージのメッセージ識別子
- references:現在のメッセージが関連する可能性のある他のメッセージのメッセージ識別子のコレクション。
- keywords:受信者にとって有用と思われる重要な語句を含むオブジェクト。
- comments:本文やメッセージのテキストに関する追加コメントが含まれています。
$emailmessageId:="<789e48debe194aa0a0e68354005d7077@4d.com>" .:="<b21f0c56ec634829b7a601c6dc3e3bbe@4d.com>" .:=New collection("<01a824dd8050407bacd730630348e6a4@4d.com>";"<b21f0c56ec634829b7a601c6dc3e3bbe@4d.com>") . :=New object("mail_4D";True)
$emailinReplyTo
$emailreferences
$emailkeywords
$email .["$flagged"]:=True . :="This email is sent with the 4D's new SMTP New transporter command"keywords
.
$emailcomments
カスタムヘッダ
さらに多くのヘッダーが必要ですか?問題ありません。 headersコレクションを使用して、特定のSMTPヘッダーをメールに追加できます。
$emailheadersNew object:= () . . ( ("name"; "Accept-Language"; "value"; "fr-FR, en-US") . . ( ("name"; "Importance"; "value"; "High") . . ("name"; "X-Custom-Header"; "value"; "Your value")New collection
)
$emailheaderspushNew object
$emailheaderspushNew object
$emailheaderspush
以下は、メールクライアントでimportanceと keywordsヘッダを処理する例です。