メール機能、巨大な機能群です。4D v17 R4で最初の部分がリリースされ、それ以降、どんどん機能をお届けしてきました。
4D v19も例外ではなく、メールボックスをプログラミングで管理するための新機能を搭載しています。それには、メールボックスの作成、名前の変更、削除が含まれます。メールボックスは、Microsoft OutlookやApple Mailなどのメールクライアントでは、フォルダーとして表示されます。
メールボックスの作成
新しいメールボックスを作成するには、createBox()関数を使用します。例えば、ルートに新しい「請求書」メールボックスを作成したい場合。
$status:=$transporter.createBox("Invoices")
また、メールボックスにいくつかの子メールボックスを追加したい場合は、IMAPサーバーのセパレータ文字でフルパスを入力します。
// create mailboxes name with separator() function
)
$name1$status:="Invoices "+$transporter.getDelimiter()+"Atlas Corp"
$name2 :="Invoices "+$transporter.getDelimiter()+"Nova Orion Industries"
// Adds new mailboxes related to "Invoices"
$status :=$transporter.createBox($name1)
:=$transporter.createBox($name2
以下は、メールブラウザで取得したものです。
メールボックスの名前を変更する
請求書」のメールボックスの名前を「請求書」に変更したい場合は、renameBox()メソッドを使用します。
$status:=$transporter.renameBox("Invoices"; "Bills")
以下は、メールブラウザで取得したものです。
メールボックスを削除する
メールボックスがもう使われていない場合は、deleteBox()関数で削除することができます。
$name3:="Bills "+$transporter.getDelimiter()+"Nova Orion Industries"
$status :=$transporter.deleteBox($name3)
メールブラウザで表示されるのは以下の通りです。
メールボックスに登録する
subscribe()とunsubscribe()関数を使うと、IMAP クライアントからお気に入りとして表示されるメールボックスを定義することができます。
$name4:="Bills "+$transporter.getDelimiter()+"Atlas Corp"
$status :=$transporter.subscribe($name4)
新機能の詳細については、上記のドキュメントとHDIを参照してください。