表示設定は、ドキュメントの表示方法を定義するために使用されます。4D v17 R5までは、これらの設定はコンテキストメニューや標準のアクションを使用してのみ変更することができました。しかし、このブログ記事で説明したように、新しいコマンドを使用して、オブジェクトの中で設定や取得ができるようになりました。さらに、これらの設定を保存し、後から再適用することも可能です。設定を保存しておくと、絶対に便利です!
文書作成中に、スペルチェックやルーラーを表示させたり、ページモードではなく、埋め込みモードや下書きモードを使用するなどの設定が必要な場合があります。つまり、未完成の文書を保存し、再び開いたときに、以前と同じ設定になっていると嬉しいですね。たとえコンピュータをシャットダウンしていたとしても。
例
ご存知のように、4Dライトプロ・ドキュメントは、ビューの設定を含む、特別なプロパティを保存することができます。
- プロパティ(下の例ではview_setting)を作成します。
- WP Get view properties コマンドを使用して、ビュープロパティを入力します(すべてのビュープロパティを含むオブジェクトを返します)。
- それを文書内に保存します。
// Create a new property inside the document: view_setting
[INFO]WPsampleview_setting:= (*; "WParea") WP Get view properties
// Then save the record (
SAVE RECORD
[INFO])
ドキュメントを開くときに、ビューの設定があれば、WP SET VIEW PROPERTIES コマンドで再適用します。
If ( . # ) (*; "WParea"; . )[INFO]WPsampleview_settingNull
WP SET VIEW PROPERTIES[INFO]WPsampleview_setting
End if
これで、作業を中断していたところから再開することができます。