ヒント

4Dで継続的インテグレーションを導入する方法: ステップ・バイ・ステップ

ソフトウェア開発の世界では近年、”継続的インテグレーション” という新しい概念が登場しました。それについて、私たちがあちこちで見聞きする定義は、次のようなものです:

“CI とは、アプリケーションのコンパイル・テスト・リリースを自動化し、定期的かつ頻繁におこなうプロセスである”

興味深く有望なプロセスであることは理解できますが、4D に実装するためには何をすればいいのでしょうか? インターネットを検索すれば、多くの CIツールやフレームワークが見つりますが、これらの CIツールを使うには、いくつかの前提条件があります。

(最後に日本語の解説動画へのリンクもありますので、お見逃しなく!)

製品 blank

Build4Dツールでクライアント/サーバーアプリケーションを作成する

Build4Dコンポーネントの最新版が GitHub で公開されました。以前のブログでは、コンパイル済みのプロジェクトやコンポーネント、そしてスタンドアロンアプリケーションの可能性について説明しました。

今回は、クライアント/サーバーアプリケーション用のスクリプトを作成し、継続的インテグレーション・ツールと簡単に統合できるようになりました。

その方法を紹介します。

製品 blank

Build4Dコンポーネントでスタンドアロンアプリケーションを作成する

新しい build4D コンポーネントが数ヶ月前から GitHub で公開されており、これを使って コンパイル済みプロジェクトやコンポーネント を簡単に作成することができます。このコンポーネントの新しいバージョンでは、シングルユーザーアプリケーションを生成できるようになり、開発ワークフローの可能性が広がります。

tool4D が v20 から利用可能になったことで、アプリケーション生成プロセスを CI (継続的インテグレーション) ツールに統合することが驚くほど便利になりました。

それでは、詳細を掘り下げていきましょう!

製品 business man try to build wood block on wooden table and blur background business organization startup concept

Build4Dを使用してコンパイルされたストラクチャーやコンポーネントをビルドする

プロジェクトモードの導入により、プロジェクトのコンポーネントを操作することが非常に簡単になりました。

ここ最近のフィーチャーリリースでは、チームや作業方法、ニーズに合わせて独自のビルドチェーンを作成できるようにするための機能をいくつか追加しています。

例えば、以下のような機能です。

 

あなた独自のビルドチェーンを作成したり、継続的インテグレーションツールに4Dを統合するために、4DではBuild4Dというコンポーネントを開発し、GitHubでソースを公開しています。

この最初のステップとして、Build4Dでは、コンパイル済みのストラクチャーとコンポーネントを作成することができます。今後、シングルユーザーアプリケーション、クライアントアプリケーション、サーバーアプリケーションを管理できるようにこれを充実させていく予定です。