4Dサーバーから直接Qodly Studio for 4Dにアクセスしてコードのテストやデバッグを行うことが可能に!

Qodly Studio for 4Dを使用することで、あなたの4DアプリケーションをWebページで拡張することができます。開発は4D Developer Editionに統合されています。

開発段階においては、特定の機能やバグがサーバーや本番環境でしか再現されないことがよくあります。これは開発者にとっては大きな課題であり、効率的に問題を解決するためには、デバッグツールに直接アクセスする必要があります。

最新リリースの4D 20 R7では、Qodly Studio for 4D が4Dサーバーから直接アクセスできるようになりました。これによってこれまでとは全く違う感覚でデバッグやテストができるようになります。

以下はこの新機能を最大限に活用するためのクイックガイドです。

Qodly Studioを開き、アプリケーションをプレビューする

Qodly Studioにアクセスするには、4D Serverの “ウィンドウ”メニューから、”Qodly Studio”メニューをクリックしてください。このメニューはプロジェクトがインタープリターモードで開かれている時にアクティブになります。

Qodly Studioの起動に加え、新しく “Qodly アプリケーションをプレビューする”オプションが追加されました。この機能により、QodlyでデザインしたWebサイトのライブプレビューを開くことができ、リアルタイムで変更を視覚化することができます。

Show the "Window" menu on 4D Server with the two new items: "Preview Qodly Application" and "Qodly Studio"

デバッガをQodly Studioで有効化する

Studioを開いたら、デバッガをQodlyで有効化することができます。

Attach debugger in Qodly Studio for 4D

1つのプロジェクトで有効化できるデバッガは1つだけであることに注意してください。そのため、クライアントや4Dサーバーにデバッガーが起動している場合、エラーが発生します。デバッグをどのように行うかは適切に管理するようにしてください!

次のステップは?

おめでとうございます!これでテストとバグ探しの準備は完了です。

Qodly Studio for 4Dについて、さらに詳しくお知りになりたい方は、有益なブログ記事をご覧ください。また、フォーラムであなたの意見や経験を是非共有して下さい。

Vanessa Talbot
- プロダクトオーナー - Vanessa Talbotは、2014年6月に4Dプログラムチームに参加しました。プロダクトオーナーとして、彼女はユーザーストーリー(ユーザーが期待する新機能とその使用法)を書き、それを具体的な機能仕様に変換する役割を担っています。また彼女の役割は、実装された機能が顧客のニーズを満たしているかどうかを確認することでもあります。入社以来、4Dにおける主要機能の定義に関わってきました。プリエンプティブ/マルチスレッドの新機能の大部分と、非常に複雑なテーマである組み込みアプリケーションの新アーキテクチャに取り組んできました。VanessaはTelecom Saint-Etienneで学位を取得後、Criminal Research Institute でオーディオビジュアル部門の開発者としてキャリアをスタートさせました。また、メディアや医療の分野でも、技術サポートやプロダクションの分野で働いてきました。