4D Write Pro: 表組みの境界線を仮表示する

4D Write Pro の表組みで、境界線が見えない場合は作業が面倒になることがあります。各セルがどこで終わるのか、結合されたセルではとくにわかりにくくなります。4D 20 R7 では、通常は非表示の線を仮表示する便利な機能が追加されています。

これによって、表組みでの作業がより簡単になります! この新しいビュープロパティがどのように機能するか見てみましょう。

HDI: 4D Write Pro: ビュープロパティ v2

ビュープロパティ

ビュープロパティは、 最終的な 4D Write Pro ドキュメントに影響を与えることなく、ルーラーや不可視文字などの要素を表示または非表示にするために使用します。

新しいプロパティ

visibleTableBordersプロパティは、表組みの境界線が部分的または完全に不可視の場合に、これらを点線で表示します。

これにより、ページレイアウト (よりアクセスしやすく、より視覚的なサイズ変更が可能) やデータ入力 (結合セルの場合などに便利) が容易になります。

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インターフェース

この新しいプロパティは、もちろん 4D Write Proのインターフェースにもあります。ツールバーとサイドバーの両方にあります。

ツールバー

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サイドバー

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まとめ

visibleTableBorders を使用することで、美しく編集しやすい表組みを手に入れることができます。機能性のために見た目を犠牲にする必要はもうありません!

フォーラムで、この新機能の感想を教えてください!

Roland Lannuzel
- プロダクトオーナー&4Dエキスパート -電子工学を学んだ後、産業用ITの分野で開発者兼コンサルタントとして、さまざまなデータベースやテクノロジーを使って顧客のためのソリューションを構築。80年代後半に4Dに惚れ込み、会計、請求書作成、メールシステムなどのビジネスアプリケーションの作成に4Dを使用してきました。現在も、新機能やデータベース開発ツールの定義など、4Dの未来を積極的に切り開いています。