Webエリア用新レンダリングエンジン

Deeplからの自動翻訳

4DはWeb Areaオブジェクトを埋め込むための内部コンポーネントを、最新でメンテナンスの行き届いた既存のレンダリングエンジン用に更新しています。HTMLとJavaScriptの最新技術を永続的にサポートするため、4Dの64ビット版すべてにおいて、WebエリアをBlink(Google Chromeでも使用)に変更します。

Blinkは、4Dウェブエリアにいくつかの利点を提供します。

  • 内部でマルチプロセスで動作
  • html5への準拠と安定性の向上(JavaScriptとプラグインは別プロセスで実行されます。)
  • Retinaディスプレイのサポート
  • macOsとWindowsで同じレンダリングと動作

Blinkへの切り替え

Blinkフレームワークへの切り替えは、アプリケーションのコード変更を必要とせず、Webエリアの使用にも全く影響を与えません。埋め込みWebエリアに対するすべてのコマンドとイベントは、サポートされていないいくつかのプリファレンスを除いて、以前と同じように動作します。ただし、Blinkに移行することで、異なるブラウザでウェブページを表示した場合のような、ちょっとした動作の違いが生じる可能性があることに注意してください。

HTML 5のサポート

自分で比較するオンラインツール HTML5testでは、使用するブラウザがHTML5 標準をどの程度サポートしているかを確認することができます。WebKit を使用したバージョンが352点であるのに対し、Blink を使用した4D v16 64-bit は492点に達しました。

blink-benchmark-492

埋め込みWebエリアの新しいレンダリングエンジンの詳細については、doc centerのWebエリア記事の 「Blinkの使用」セクションを参照してください。

Vanessa Talbot
- プロダクトオーナー - Vanessa Talbotは、2014年6月に4Dプログラムチームに参加しました。プロダクトオーナーとして、彼女はユーザーストーリー(ユーザーが期待する新機能とその使用法)を書き、それを具体的な機能仕様に変換する役割を担っています。また彼女の役割は、実装された機能が顧客のニーズを満たしているかどうかを確認することでもあります。入社以来、4Dにおける主要機能の定義に関わってきました。プリエンプティブ/マルチスレッドの新機能の大部分と、非常に複雑なテーマである組み込みアプリケーションの新アーキテクチャに取り組んできました。VanessaはTelecom Saint-Etienneで学位を取得後、Criminal Research Institute でオーディオビジュアル部門の開発者としてキャリアをスタートさせました。また、メディアや医療の分野でも、技術サポートやプロダクションの分野で働いてきました。