独自のコンポーネントで作業する場合、コンポーネントコードのデバッグや拡張のためだけに、ホストとコンポーネントの環境を切り替えるのは不便です。4D 20 R9では、コンポーネントがソースコードと一緒に含まれている限り、ホストプロジェクト内でコンポーネントの共有メソッドとクラスを直接編集し、デバッグすることができます。
コンポーネントのメソッドとクラスをシームレスに編集
以前は、コンポーネントのコードを修正するには、コンポーネントやホストプロジェクトをリロードする必要がありました。現在、4D開発者は、コンポーネントのメソッドやクラスをダブルクリックするだけで、標準のコード編集ウィンドウで開くことができます。
デバッグがより簡単に
コンポーネント・メソッドや関数のデバッグも強化されました。編集可能なコンポーネント・メソッドやクラスに入ったときに、 [編集] または[ 中断して編集] ボタンをクリック すると、対応するメソッドや関数が開き、問題解決がより迅速かつ直感的になります。
リロードなしのライブコード使用
最も強力な機能強化の1つは、コンポーネントをリロードしたり、ホストプロジェクトを再起動することなく、変更されたコンポーネントコードを使用できる機能です。これは、変更が即座に反映され、ダウンタイムが大幅に短縮され、開発サイクルが加速されることを意味します。
クライアント/サーバー環境での開発モード
クライアント/サーバーセットアップで作業している場合、 Activate開発モードを 有効にすると、コンポーネントの変更が可能になります。 もちろん、コンポーネントディレクトリの読み取り権限と書き込み権限が必要です。
結論
これらの機能強化は、4Dでコンポーネントを扱う際に、より柔軟なエクスペリエンスを提供します。修正したコンポーネントコードの直接編集、デバッグ、シームレスな実行を可能にすることで、4Dは開発の生産性を大幅に向上させます。これらの新機能をお試しいただき、4Dプロジェクトでよりスムーズで効率的なコーディングワークフローをお楽しみください!
そして、これは始まりに過ぎません!まもなく、ホストデータベースから直接コンポーネントを完全に管理できるようになります(フォームの編集…)!