ショーケース: AI によるスマートな経費精算

経費精算の苦労はご存じでしょう。領収書の山、手入力、誤字脱字。4D AIKit を使えば、そんな苦労はありません。紙の領収書や請求書をアップロードするだけで、内容が構造化された JSON に変換され、データベースに保存されます。

合計・日付・取引先名で時間を無駄にすることはもうありません。画像認識AI がそれらを読み取り、言語モデルが構造化し、4D がそれをそのままアプリに結びつけます。数秒で紙からデータベースへ、そしてユーザーがストレスを感じることはありません。

HDI AIKit 経費精算

わずか数行のコードで、領収書の写真を構造化し、すぐに保存できる JSONオブジェクトに変換できます。手入力とヒューマンエラーの心配はありません。

例題: 領収書から構造化データを抽出する

ユーザーがアプリケーションを通してレシートをアップロードしているところを想像してみてください。AIKit を使えば、システムは自動的に以下を検出できます:

  • 文書の種類 (領収書 / 請求書 / 注文書)
  • 日付
  • 取引先名
  • 請求書番号 (あれば)
  • 通貨
  • 合計 (税込・税抜)
  • 消費税額

これらの情報はすべてきれいな JSONオブジェクトに解析され、データベースに保存する準備が整います。

以下は、サンプルデータベースを Qodly で動かしたようすの動画です。

コード例

4D 内で使用するコードは次のようなものになります:

var $client:=cs.AIKit.OpenAI.new("YourAPIKey")

// BLOB属性に保存された画像をピクチャーに変換します
var $picture : Picture
BLOB TO PICTURE($pictureEntity.picture; $picture)

var $prompt:="You are an expert assistant in processing accounting documents. Analyze the image of the attached document (receipt, invoice, or purchase order). Return only a JSON object, without any explanation, without markdown tags, without commentary, and without any line break before or after. The JSON must be clean and follow this exact structure: { \"document_type\": \"receipt\" ' \"invoice\" ' \"purchase_order\", \"date\": \"MM-DD-YYYY\", \"vendor\": \"Merchant or company name\", \"invoice_number\": \"text or null\", \"currency\": \"EUR\" ' \"USD\" ' \"other\", \"total_incl_tax\": float or null, \"total_excl_tax\": float or null, \"tax\": float or null, \"items\": [ { \"name\": \"string\", \"quantity\": number or null, \"unit_price\": float or null, \"total_price\": float or null } ] } Remember: no sentences, tags, or text should surround or precede the JSON. Just the pure JSON object, that’s all."

var $result:=$client.chat.vision.fromPicture($picture).prompt($prompt).choice.message.content

メリット: 数秒で紙からデータベースへ

このソリューションは次のような場合に最適です:

  • 経費精算書を素早く簡単に提出したい社員
  • 手作業による入力やミスの削減を目指す経理部
  • ドキュメントスキャンと自動化機能を提供するモバイルアプリ

合計・日付・取引先名を入力する手間はもはや不要です。AIKit が面倒を引き受けてくれます!

このソリューションを選ぶメリット

この機能は、以下の3つの長所を組み合わせたものです:

  • 画像認識AI: 印刷された文書を読み取り、解釈します。
  • 言語モデル: 構造化されたデータをインテリジェントに抽出します。
  • 4D: アプリケーションロジックやデータベースとシームレスに接続します。

実際に試してみましょう!

必要なものは:

  • 画像入力 (カメラ、スキャナー、またはアップロード)
  • 有効な OpenAI APIキー
  • 4D AIKit コンポーネント (4D にプリインストールされています)

あとは AI にお任せください: クリーンで構造化されたデータは実用可能です。

次は…

これはほんの始まりに過ぎません。AIKit を使ったビジネスに特化したユースケースを、今後の記事でご紹介します。もしすでにシナリオをお持ちでしたら、ぜひお聞かせください。

David Azancot
- 4D for iOS プロダクトオーナー - David Azancotは、2017年にプロダクトオーナーとして4Dプロダクトチームに参加しました。プロダクトオーナーとして、ユーザーストーリー(ユーザーが期待する新機能とその使用法)を書き、それを具体的な機能仕様に変換することを担当しています。また、実装された機能が顧客のニーズを満たしているかどうかを確認することも彼の役割です。DavidはLeonard De Vinci Instituteでマーケティング、インターネット、モビリティのMBAを取得し、2011年にモバイルスタートアップ企業でキャリアを開始。この企業は後にモバイルマーケティンググループのMadvertiseに買収されました。モバイルインターフェースに情熱を注ぐ彼は、2015年、同グループのインタラクティブなモバイル広告フォーマットの開発に抜擢されました。並行して、Davidは2012年から彼独自のiOSおよびAndroidアプリケーションを開発しています。