4D View Proの継続的な開発の一環として、4D 20 R8ではExcelからの読み込み/Excelへの書き出し機能を拡張しました。このアップデートでは、インターフェイスの機能に合わせた新しいランゲージオプションが追加され、エクスポートされたワークブックをよりコントロールできるようになりました。
エクスポート機能の強化
VP EXPORT DOCUMENT コマンドでExcel ファイルにエクスポートする際の操作性を向上させるために、いくつかの新しい書き出しオプションが追加されました。これらのオプションはインターフェイスに合わせられ、これによりエクスポートされたワークブックをより細やかにコントロールできるようになりました:
- includeBindingSource : エクスポート時にバインディング・ソースを含めるかどうか。デフォルトはFalse。
- includeStylesnew: エクスポート時にスタイルを含めるかどうか。デフォルトはTrue。
- includeFormulasnew: エクスポート時に数式を含めるかどうか。デフォルトはTrue。
- saveAsViewnew: エクスポート時にフォーマット文字列を書き出された値に適用するかどうか。デフォルトはFalse。
- rowHeadersAsFrozenColumnsnew: エクスポート時に行ヘッダを凍結列として扱うかどうか。
- columnHeadersAsFrozenRowsnew: エクスポート時に列ヘッダを固定された行として扱うかどうか。デフォルトはFalse。
- includeAutoMergedCellsnew: エクスポート時に自動的にマージされたセルを含めるかどうか、デフォルトは False。
- includeCalcModelCachenew: 計算の追加データを含めるかどうか。データがあった方がファイルを開く際に開くのが早くなる可能性があります。デフォルトはFalse。
- includeUnusedNamesnew: エクスポート時に使用されていないカスタムの名前を含めるかどうか。デフォルトはTrue。
- includeEmptyRegionCellsnew: 使用されているデータ範囲の外側にある空のセル(データのないセルやスタイルだけのセル)を含めるかどうか、デフォルトはTrue。
- password: ワークブックを開くパスワードを設定する。
コードを理解しやすくするために、これらの新機能はすべてexcelOptions オブジェクトにまとめられています。また古いコードとの互換性を確保するために、古い属性もまだサポートされています。
var $excelOptions:={}
$excelOptions.includeBindingSource:=False
$excelOptions.includeStyles:=True
$excelOptions.includeFormulas:=True
$excelOptions.saveAsView:=False
$excelOptions.rowHeadersAsFrozenColumns:=False
$excelOptions.columnHeadersAsFrozenRows:=False
$excelOptions.includeAutoMergedCells:=False
$excelOptions.includeCalcModelCache:=False
$excelOptions.includeUnusedNames:=True
$excelOptions.includeEmptyRegionCells:=True
$excelOptions.password:="mypassword"
VP EXPORT DOCUMENT("ViewProarea"; "c:\\tmp\\testexcel.xlsx"; {excelOptions: $excelOptions)})
インポートの強化
エクセルのワークフローを補完する高度な読み込みオプションも VP IMPORT DOCUMENT コマンドに導入されました。これらの新しいオプションは、Excel ファイルからデータをインポートする際に、より高い柔軟性を提供します:
- includeStylesnew: 読み込み時にスタイルを含めるかどうか。デフォルトはTrue。
- includeFormulasnew: 読み込み時に数式を含めるかどうか。デフォルトはTrue。
- frozenColumnsAsRowHeadersnew: 読み込み時に固定された列を行ヘッダーとして扱うかどうか。デフォルトはFalse。
- frozenRowsAsColumnHeadersnew: 読み込み時に固定された行を列ヘッダーとして扱うかどうか。デフォルトはFalse。
- fullRecalcnew: json データを読み込んだ後に計算するかどうか。デフォルトは False。
- dynamicReferencesnew: 動的参照を使用した関数を計算するかどうか。デフォルトはTrue。
- calcOnDemandnew: 数式を必要なときだけ計算するかどうか、デフォルトは False。
- includeUnusedStylesnew: エクセルの xml を json に変換する際に、未使用の名前スタイルを含めるかどうか。デフォルトはTrue。
- passwordnew: ワークブックを開くためのパスワード。
- openModenew: 開くモード。normal、lazy、incremental の3つから選択可能です。デフォルトはnormalです。
コードを理解しやすくするために、これらの新機能はすべてexcelOptions オブジェクトにまとめられています。また古いコードとの互換性を確保するために、古い属性もまだサポートされています。
var $excelOptions:={}
$excelOptions.includeStyles:=True
$excelOptions.includeFormulas:=True
$excelOptions.frozenColumnsAsRowHeaders:=False
$excelOptions.frozenRowsAsColumnHeaders:=False
$excelOptions.fullRecalc:=False
$excelOptions.dynamicReferences:=False
$excelOptions.calcOnDemand:=False
$excelOptions.includeUnusedStyles:=True
$excelOptions.password:="mypassword"
$excelOptions.openMode:="normal"
VP IMPORT DOCUMENT("ViewProarea1"; "c:\\tmp\\textfreeze.xlsx"; {excelOptions: $excelOptions})
結論
これらのアップデートは、4D View ProでのExcelファイルの作業を簡素化し、向上させます。新機能の詳細については、4D View Proのドキュメントをご覧ください。
