qodly studio for 4d: 4d 20 R6の新機能

各リリースを経ていく中で、Qodly Studio for 4Dは、より強力なプラットフォームとなり、最小限のコーディング作業でビジネスWebアプリケーションを構築するための、堅牢でユーザーフレンドリーなソリューションとなりました。

4Dと深く統合されたQodly Studio for 4Dでは、デスクトップアプリケーション用に開発された既存のビジネスロジックを活用することができます。

Qodly Studio for 4D 20 R6は、使いやすい多くの機能を提供し、これらの機能によってあなたのビジョンをかつてないほど容易に具現化することができます。

では、その詳細を見ていきましょう!

用語のアップデート

正確性を向上させるために、Qodlyのいくつかの概念の名称が変更されました:webformsはPagesに、datasourcesはQodlyソースになりました。

コピー&ペーストアクションと呼び出された関数名の変更

複数のページで同じようなアクションを設定する場合、アクションをコピー&ペーストすることができます。

また、呼び出された関数名を変更することもできます。これはによって関数を削除したり再作成したりする必要がなくなります。これは関数名を変更したときにとても便利です!

この新機能のおかげで時間を大幅に節約できます!

PAGEのステートでUIを活性化

これが今回のリリースのメイン機能です!

ユーザーインターフェイス(UI)、スタイリング、その他のプロパティをその場で変更し、サーバーサイドの処理に大きく依存することなく、特定の権限、Qodly Sourceの値、コンテキスト、またはシナリオに合わせてページを調整できるようになりました。

原則

ステートは、ベースステートと呼ばれるオリジナルのQodlyページとの違いによって定義されます。このステートにより、ベースステートに関する条件付き表示やスタイルの変更など、動的なUIのカスタマイズが可能になります。

Qodlyページでは、ユースケースに応じて必要な数のステートを作成できます。

この機能の本当の付加価値は、ステートを条件に紐づけることができるできることです。

これらの条件は、権限レベルやQodlyソース値のような基準に基づいています(詳細な基準はドキュメントに記載されています)。

状態は、これらの条件を TRUE または FALSE として評価することにより、動的に有効または無効になります。

例題

以下のビデオでは、ステートの概要を簡単に紹介しています。

ステートを作成していく過程では、複雑なビジネスロジックでも扱うことができる、強力で使いやすい条件エディタを発見できることでしょう!

ステートはまた、Web Formオブジェクトで利用可能な新しい関数enableState()disableState()を使うことで、サーバー側の処理で状態を有効/無効にすることもできることに注意してください。

詳しくはドキュメントをご覧ください。複数のチュートリアルも近日中に公開される予定です。

コンポーネントの無効化

ステートの機能に続いて、新しいDisabled プロパティによってコンポーネントを無効にすることができるようになります。

無効にすると、このコンポーネントに設定されたイベントはトリガーされず、特定のレンダリングが行われます。

ユーザーがすべての必須情報を入力するまで、次に進むボタンを無効にしたいですか?ベースステートのQodlyページでボタンを無効にし、それが有効化されるステートを作成するだけです。

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エクスプローラー – より直感的なクラス

エクスプローラのクラスの直感性が使いやすいように強化され、特に複雑なデータモデルを持つ場合に使いやすくなりました。

Datastoreクラスは常に最初に表示されます。

ORDAデータモデルクラスは2番目に表示され、データクラス名でグループ化されます。空の場合はグレーアウトされ、クラス名をクリックするだけで作成できます。

その他のクラスは3番目に表示されます。

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ダイアログはアウトラインでグループ化されます。

20 R5リリースでは、ダイアログが追加されました。

ダイアログはアウトラインにグループ化され、そこから編集できるようになり、これにより視認性と使いやすさが向上しました。

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QODLY STUDIO FOR 4Dがシングルトンに対応

4D 20 R5でシングルトンをリリースしましたが、4D 20 R6で Qodly Studio for 4Dがシングルトンをサポートしました。シングルトンは、エクスプローラやコードエディタで扱うことができます。

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シングルトン関数は呼び出したり、あるいはパーミッションによって保護することができます。

詳しくはこちらのブログ記事をご覧ください。

スカラーQodlyソースのタイプを変更する

スカラー Qodly ソースのタイプを 作成後に変更できるようになり、これによりソースを削除して再作成する必要がなくなりました。

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新しい標準アクション:clean

新しい標準アクションが利用可能になりました。これにより、エンティティのセレクションから削除されたエンティティを取り除くことができ、UIに空白ができるのを防ぐことができます。

以下のビデオでは、まず、clean 標準アクションを使用せずに person エンティティを削除しています。そのためデータテーブルに空白行が出現してしまいっています。次に、clean standard アクションが使用され、空の行が消えます。

日本語文字サポート

Qodly studio で作成する成果物(Qodly ソース名、Qodly ページ名など)で日本語文字がサポートされました。

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共有フォルダからプロパティパネルのソースに画像をドラッグ&ドロップできるようになりました。

共有フォルダから画像を選択し、画像ソースプロパティまたはデフォルトの画像ソースプロパティに直接ドラッグ&ドロップできるようになりました。

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- プロダクトオーナー - Marie-Sophie Landrieu-Yvertは、2017年にプロダクトオーナーとして4Dプロダクトチームに参加しました。プロダクトオーナーとして、彼女はユーザーストーリー(ユーザーが期待する新機能とその使用法)を書き、それを具体的な機能仕様に変換する役割を担っています。また彼女の役割は、実装された機能が顧客のニーズを満たしているかどうかを確認することでもあります。彼女は1995年にESIGELEC Engineering Schoolを卒業し、IBMでエンジニアとしてのキャリアをスタートさせました。様々なプロジェクト(保守や新規のプロジェクト)に参加し、Cobolのデベロッパーとして働きました。その後、UMLデザイナーおよびJavaデベロッパーとして勤務。最近は、機能要件の分析・記述、ビジネスチームと開発チームの調整などを主に担当しています。