リストボックス : 時間型のカラムとフッターにも”ヌルのときはブランクにする”が使用可能に!

多くのバージョンで、”ヌルの場合はブランクにする”プロパティは、入力であれ表示であれ、”時間”型のオブジェクトでは利用可能でした。しかしこれまでは、リストボックスの時間型のカラムフッターにおいては、これは使用できませんでした。4D 20 R7では、この制限が取り除かれました!

プロパティリスト

“ヌルの場合はブランクにする”プロパティは、表示テーマ内からアクセスできるようになり、そしてカラムとフッターの両方で使用できるようになりました。

プログラム

カラムでもフッターでも、表示の際の振る舞いをプログラミングで定義できます:

// パターン文字列を使用する場合(20 R4 以降)
OBJECT SET FORMAT(*; "colTime"; "HH:mm:ss blankIfNull")
// 旧式モードの場合
OBJECT SET FORMAT(*; "colTime"; Char(System time short+Blank if null time))

 

共通の結果

blank

ヌルの場合ブランクにする なしヌルの場合ブランクにする あり

結論

シンプルなチェックボックス(またはシンプルなコード1行)で、結果をより明確に、より直感的にするのがお分かりいただけましたでしょうか。

フォーラムでご意見をお聞かせください!この新機能についての、みなさんの貴重なご意見をお待ちしております。

Roland Lannuzel
- プロダクトオーナー&4Dエキスパート -電子工学を学んだ後、産業用ITの分野で開発者兼コンサルタントとして、さまざまなデータベースやテクノロジーを使って顧客のためのソリューションを構築。80年代後半に4Dに惚れ込み、会計、請求書作成、メールシステムなどのビジネスアプリケーションの作成に4Dを使用してきました。現在も、新機能やデータベース開発ツールの定義など、4Dの未来を積極的に切り開いています。