アプリのUIに未読メール数を表示するためにIMAPコマンドを使用している方も多いと思います。4D 20 R7では、IMAPTransporter.getBoxList()関数が強化され、未読メール数とメールボックスのプロパティを同時に取得できるようになりました。
IMAPトランスポーター
レスポンスタイムを最適化するために、IMAPTransporter.getBoxList()に新しいオプションが追加され、1回の呼び出しで複数のメールボックスのメールカウントを取得できるようになりました。すべてのメールボックス名と未読メール数、総メール数、最近のメール数を表示したい場合は、”withBoxInfo “パラメータを使って一度に表示できます:
var $boxes:=$transporter.getBoxList({withBoxInfo: True})
特定のメールボックスの未読メール数を確認したい場合は、メールボックスの名前を持つコレクションを渡すことができます:
$boxes:=$transporter.getBoxList({withBoxProperties: False; withBoxInfo: True; names: ["INBOX"; "Drafts"]})
これらの改善により、1回の呼び出しですべての重要な情報を提供することで、ユーザーの未読メールに関する最新情報の維持が簡単になりました。すべてが1回のリクエストで処理されるため、以前の方法に比べてレスポンスタイムが大幅に短縮されました。この同じ改善は4D NetkitのGmail APIにも適用され、未読メール数やメールボックスのプロパティを1回のコールで取得し、最適なパフォーマンスを実現します。