4Dは、あなたのビジネスアプリケーションに完全に適合するように、 4D Write Pro のユーザーインターフェイスをカスタマイズする新しい可能性を提供します。デフォルトの4D Write Pro コンテキストメニューを使用する代わりに、4D開発者は、提供したい アクションの正確なリストを含む独自のコンテキストメニューを作成することができます。
4D v16 R3 からは、以下のことが可能になりました。
- デフォルトのコンテクストメニューを、あなた自身のメニューで置き換えることができます。
- 表示したいアクションを選択します。
- 表示させたいアクションを選択し、項目の順序を自由に変更できます。
- サブメニューを追加して、独自の階層を作ることができます。
このメニューを再現するのは面倒で複雑だと思っていませんか? 標準のアクションを使えば、とても簡単です。
サンプルをダウンロードする
コンテクストメニューの作成方法を知りたい方は、サンプルデータベースをダウンロードしてください。
例のハイライト
以下は、4D Write Pro のコンテキストメニューを作成するためのプログラミングのステップを理解するために、添付されたデータベースのキーポイントをリストアップしたものです。
コンテクストメニューを4D Write Proのエリアに関連付ける
の中で 4D Write Pro objectメソッドでは、ダイナミックポップアップメニューコマンドを持つオブジェクトのコンテクストメニューにメニューを関連付けます。以下にコード例を示します。
Case of
: (Form event=On Clicked)
If (Contextual click)
Dynamic pop up menu (myMenu)
End if
End case
メニューの作成
メソッドで Formメソッドでは、例えば “On Load” イベントで独自のメニューを作成することができます。以下は、コード例です。
Case of
: (Form event=On Load)
C_TEXT (myMenu)
createMyMenu
: (Form event=On Unload)
// release menu
RELEASE MENU (myMenu)
。End case
メニューの利用が終了したら、メニューを解放することを忘れないでください。
メソッド createMyMenuメソッド…….
// Create menu
myMenu:=Create menu
メニューの追加
// Insert the "copy" item
APPEND MENU ITEM(myMenu;ak standard action title)
SET MENU ITEM PROPERTY (myMenu;-1;Associated standard action;ak copy)
自動サブメニューの追加
// Insert the "fontStyle" myMenu
)
APPEND MENU ITEM(myMenu;ak standard action title)
SET MENU ITEM PROPERTY (myMenu;-1;Associated standard action;ak font style
カスタマイズされたサブメニューの追加
// Create sub menu size
)
menuSubSize:=Create menu
// Insert a sub menu item
APPEND MENU ITEM (menuSubSize;ak standard action title)
SET MENU ITEM PROPERTY (menuSubSize;-1;Associated standard action; "fontSize?value=10pt")
// Associate the "menuSubSize" sub-menu to the "Size" item of myMenu
APPEND MENU ITEM (myMenu; "Size";menuSubSize