4D View Pro の機能はリリースのたびに増えています。そして、今回の機能リリースも例外ではありません: 4D v20 は、SpreadJSの新バージョン v16 と、それに対応したリボンのアップデートを搭載しています。
この新しいバージョンで提供される新機能を見ていきましょう。
※ ここで使用される「テーブル」「レコード」は SpreadJS の用語です。
テーブルシートの強化
独立した高性能なデータ表示機能であるテーブルシートに、さらにいくつかの機能が追加されました:
階層表示
テーブルシートが階層化されたソースデータに対応しました。階層には 4種類のタイプが存在し、以下のプロパティを持つ 4種のレコードに対応します:
- “id “と “parentId” プロパティ
- 階層レベルを示すプロパティ
- 子階層を含むプロパティ
- カスタム関数を使って階層に解析できる主キー
また、階層操作も追加され、以下のようなことができるようになりました:
- レコードの昇格・降格
- レコードの上下移動
- 後 / 前、上 / 下へのレコード挿入
- レコードの削除
- すべてのレコードレベル、または特定のレベルの展開 / 折りたたみ
- レコードのソート / フィルタリング
テーブルシート階層データ
SpreadJSデザイナにおけるテーブルシート実装のもう一つの強化点は、データソースの列タブでも階層データのサポートが追加されたことです。列タブには独立した “階層” セクションが追加され、タイプ、集計式、アウトライン列などが定義できます:
データマネージャーのフィールド名マッピング
データマネージャーのデータソーススキーマで、列のエイリアスを設定できるようになり、データソースのフロントエンドとバックエンドで異なる名前が使えるようになりました。これは、データマネージャーにビューを追加する際、”caption” プロパティを設定するだけで、実現可能です。
もっと情報が必要ですか? SpreadJS v16の進化 を詳しく見てみましょう。そして、4Dフォーラムであなたの経験を共有してください。