WEBセッションのコマンドは、4Dモバイルセッションに適応されました。4D Mobileセッションに関連するクエリーの結果やプロセス間変数を保存できるようになりました。例えば、4D Mobileセッションの新しい処理で、ユーザーのカートを管理することができます。
ちなみに、4DモバイルのセッションとWebセッションは、異なる種類のセッションです。ウェブセッションは、1つのウェブプロセスのみを実行できます(両方がマージされます)。4Dモバイルセッションは、複数のWebプロセスを実行できます。各Webプロセスは、独自のコンテキスト(選択項目、変数など)を持つことができます。
- コマンドは WEB Get Current Session IDコマンドは、現在の4D Mobileセッションに関連するUUIDを返すようになりました。
- コマンドは WEB GET SESSION EXPIRATIONコマンドは、4Dモバイルセッションのクッキーに関連する有効期限情報を返します。4D Mobileセッションにアタッチされたすべてのプロセスで同じCookieが使用されます。
- コマンドは WEB CLOSE SESSIONコマンドは、sessionIDで指定されたIDの4D Mobileセッションを閉じます。4Dモバイルセッションは複数のプロセスを扱うことができるため、このコマンドは実際に関連するすべてのWebプロセスの実行を終了するように要求します。
また、新しいコマンドも追加されました。
- 新しい WEB Get session process countコマンドを使用すると、指定されたセッションに関連する既存のプロセスの数を確認することができます。
新機能のデモンストレーションとして、サンプルデータベースを用意しています。
詳細は、4D v15 R4アップグレードマニュアルをご覧ください。