4D v16 R4 以降、4DWrite Pro のドキュメントで、プログラミングによって表を作成することが可能になりました。表全体または特定のセルだけをスタイリングすることは、ドキュメントの作成中に行うことができますが、その後、表を管理することもできます。既存のドキュメントで表を操作し、ボーダーのスタイルや色を変更したり、フォントサイズを変更したり、太字にしたりすることが簡単にできるようになりました。
4Dライトプロのプログラミングは、「範囲」を強く意識しています。段落の範囲と画像の範囲に続いて、4D v17は新しいタイプの範囲を導入しました:テーブルの範囲、 新しいコマンドで返されます。 WP Create table range.テーブルのスタイリングは、この新しいコマンドと新しいタイプのレンジで簡単にできます。
表形式の範囲を作成する
既存の WP Create paragraph range と WP Create picture rangeコマンドと同様です。 WP Create table rangeは、パラメータとして渡された範囲に含まれるテーブルのみを扱う範囲を返します。入力パラメータは、ドキュメント、要素(ヘッダ、ボディ、フッタなど)、その他の範囲のいずれでも可能です。
このコマンドと新しいコマンドの詳細については、サンプルデータベースを参照してください。 WP Get elementsと WP Get element by IDこの ブログの記事で紹介した新しいコマンド
コード例
次の例は、既存の文書内のすべての表を含む範囲を作成する方法を示しています。一度作成された範囲は、標準の4D Write Pro属性を使用して、テーブルとそのコンテンツにスタイルを設定するために使用することができます。
// Load an existing document containing tables
wpDoc:=[CUSTOMERS]document
tableRange :=WP Create table range(wpDoc)
// Style all tables in the document: style border, cell background color, cell text font size, etc.
WP SET ATTRIBUTES (tableRange;wk border style;wk solid;wk border color; "Blue";wk border width; "3px")
WP SET ATTRIBUTES(tableRange;wk background color; "#f0f0ff")
WP SET ATTRIBUTES (tableRange;wk table align;wk center)
WP SET ATTRIBUTES (tableRange;wk font size; 12)
WP SET ATTRIBUTES (
tableRange;wk text transform;wk capitalize)