多くのデータを含む巨大なデータベースを使用している場合、4D MSCダイアログをよくご存知のはずです。Maintenance and Security Centerには、データおよび構造ファイルの情報、検証、分析、メンテナンス、バックアップ&コンパクト化に必要なすべてのツールが含まれています。
最近、一部のユーザーからのフィードバックに基づき、このダイアログを3つの方法で強化しました。
- ログファイルのパスへのリンクが追加されました。
- データに関する新しいグローバル情報にアクセスできるようになりました
- テーブルに関する情報が、メンテナンスモードと標準モードの両方で利用可能になりました。
ログファイルのパスへのリンク
データファイルや構造ファイルでも可能ですが、新たにログファイルのパスへのリンクが追加されました。このリンクにより、ログファイルへのアクセスが容易になり、貴重な時間を節約することができます。
データに関する新しいグローバル情報へのアクセスが可能
- テーブルごとにAddress Tableのサイズにアクセスできるようになりました。アドレス・テーブルは、レコードをディスク上の物理アドレスにリンクさせる内部テーブルです。レコード数が減少しても、Address Tableが自動的にコンパクト化されることはありません。ここで、Address Tableのサイズとテーブルごとのレコード数の差を確認することができます。この差が大きい場合は、Address Tableをコンパクトにすることをお勧めします。アプリケーションの実行速度が著しく向上し、データサイズも小さくなる可能性があります。
- これで、テーブルの数と、すべてのテーブルのレコード数、フィールド数、インデックス数、およびアドレステーブルのサイズの合計を得ることができました。
テーブルの情報は、両方のモードで利用できるようになりました
データベース内のテーブル、フィールド、レコード、インデックス、アドレステーブルのサイズのグローバルリストは、InterpretedまたはCompiledモードだけでなく、Maintenanceモードでも完全に利用できるようになりました。
データベースを起動する前に、この情報を取得して、整合性チェックを行うことができます。
さらに質問がある場合は、ドキュメントを参照してください。