この機能は、独自のサーバー管理ダイアログを作成するためのもう一つの方法です。全プロセスの情報を取得する機能(4D v16 R4),we are now に追加)に続き、 4D Web サーバーの全ランタイム情報を一括して取得する新しいコマンドを提供します。
4D v16 R5では、1つのコマンドのおかげで、Webサーバーの情報を取得することは、かつてないほど簡単になりました。 WEB Get server info.
この WEB Get server infoコマンドには、オプションの入力パラメーターがあります。
result:=WEB Get server info ( {withCacheInfo } )
このパラメータは、Webサーバーのキャッシュ情報をcache属性で取得するかどうかを定義します。
注意:キャッシュ情報は非常に詳細であるため、かなり大きくなる可能性があります。このため、withCacheInfo パラメータのデフォルト設定は ‘false’になっています。
コード例
4Dクライアントで、Execute on serverプロパティが設定されたメソッドで、以下のコードを実行するとします。
C_OBJECT($obj)
.
$obj :=WEB Get server info
コマンドによって返される$obj オブジェクトには、以下のような情報が含まれます。この例では、Webサーバーがポート80で40秒間動作しており、SOAPサーバーが起動し、TLSが有効で、その最小バージョンが1.2、…であることがわかります。
{ "started": true, "uptime": 40, "SOAPServerStarted": true, "startMode": "manual", "httpRequestCount": 0, "options": { "webCharacterSet": "UTF-8", "webHTTPCompressionLevel": 1, "webHTTPCompressionThreshold": 1024, "webHTTPSPortID": 443, "webIPAddressToListen": ["192.168.xxx.xxx"], "webInactiveProcessTimeout": 28800, "webInactiveSessionTimeout": 28800, "webMaxConcurrentProcesses": 100, "webPortID": 80 }, "security": { "TLSEnabled": true, "cipherSuite": "ECDHE-RSA-AES128-GCM-SHA256:...:CAMELLIA128-SHA", "openSSLVersion": "OpenSSL 1.0.2h 3 May 2016", "minTLSVersion": "1.2" } }