ファイルを交換するときは、必ずファイルを圧縮してから送るという儀式があります。4D v18から、2つのコマンドが利用可能になり、標準的なZIP圧縮アルゴリズムを使ってZIPアーカイブを作成したり、読んだりすることができるようになりました。
4D V19 R3 では Zip Create Archiveコマンドは、新しい圧縮アルゴリズムをサポートしています。LZMAです。このアルゴリズムの利点は、標準的なZIP圧縮アルゴリズムよりも小さなアーカイブを作成することです。もっと詳しく見てみましょう!
LZMAとは?
LZMAは、Lempel-Ziv-Markov chain algorithmの頭文字をとったものです。LMZA は Igor Pavlov によって作成された可逆圧縮アルゴリズムです。このデータ圧縮アルゴリズムは、Abraham Lempel と Jacob Ziv が発表した LZ77 アルゴリズムに類似した辞書圧縮方式を採用しています。
使い方は?
コマンドに“zipArchive” オブジェクトを渡すことができます。 ZIP Create Archiveコマンドに “zipArchive” オブジェクトを渡すと、zip をカスタマイズできます。これにより、圧縮アルゴリズムや暗号化アルゴリズム、その他いくつかのオプションを選択することができます。詳しくはドキュメントを読んでください。
圧縮アルゴリズムについては、”compression “属性で設定します。
- ZIP圧縮 なし
- ZIP 圧縮 標準
- ZIP 圧縮 LZMA
- ZIP 圧縮 XZ
圧縮レベルについては、”level” 属性を 1 から 10 の間で設定することができます。
以下は、LZMAアルゴリズムを使ってフォルダーを圧縮する例です。
var $zip
$zip; : : . := . :=新しいコレクション . . ( ( ).$status Object
var $destination 4DFile$zipNew object$zipfiles
$zipfilespushFolderfk documents folderfolder("Archive 2020")) .
compression:= ZIP Compression LZMA
$zip.
level:=4
$destination := ( ).("Archive2020.zip") := ( ; )Folderfk desktop folderfile
$statusZIP Create archive$zip $destination
1,800枚の画像を含む約2GBのアーカイブの結果は以下のとおりです。
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