4D 20 R9から、ラベルウィザードコンポーネントがアップデートされ、数式をより使いやすくなりました。これにより、悪意のある数式の作成を防止し、セキュリティが向上しました。また、不正な数式の作成を防ぐことで、品質も向上しています。 それでは、改良点をご紹介しましょう!
4D 20 R9では、ラベルウィザードコンポーネントに、ラベルパターンに数式を挿入するための便利なボタンとツールメニューのメニュー項目が追加されました。
使い方は以下の通りです:
- 数式ボタンをクリックするか、ツールメニューから数式項目を選択します。
- 数式を挿入したい領域を描画します。
- 数式エディタに数式を入力します。
- 数式を検証します。
数式の修正も簡単です。数式をダブルクリックすると、数式エディタが開き、簡単に編集できます。
この機能強化により、フォーミュラエディタで数式を編集することで、アプリケーションのセキュリティが向上します。4D の他の部分と同様に、フォーミュラエディタは、不要な 4D コマンド(セキュリティ設定で)や許可されていないメソッド(SET ALLOWED METHODSコマンドで)をフィルタリングすることができます。これにより、悪意のある数式が作成されるのを防ぐことができます。
これらの機能強化により、ラベル内の有効な数式の作成と編集がより簡単になることを願っています!