4D Writeは、エンドユーザーが作成したテンプレートをもとに、請求書、報告書、注文書などのドキュメントを自動的に作成するのが一般的な使用方法でした。
4D Write Pro v16では、 ブックマークという新しいコンセプトで、セクションごとに新しいドキュメントを簡単に作成できるようになりました。
4D Writeのようにいくつもの別々のドキュメントを使用するのではなく、1つの完全なドキュメントを使用することが可能になりました。ユーザーは、ドキュメント内の範囲(ヘッダーライン、請求書項目など)を選択し、それらに名前を付ける、つまりブックマークを付けるのです。開発者としては、手動で範囲を特定してコピーする必要はなく、名前をつけたブックマークを利用してドキュメント部分を選択するだけでよいのです。
プログラミングによるドキュメントの動的な作成を容易にするため、WP Newコマンドは、範囲から新しいドキュメントを作成できるように改良されました。作成した文書は、WP INSERT DOCUMENTnewコマンドで他の文書に再投入することができます。
また、WP INSERT BREAK コマンドを使用して、3つの異なるモード(前置、置換、追加)で文書に改行/セクション/ページを挿入するのと同様に、WP Get page countを 使用して文書の総ページ数を取得することができるようになりました。
これらの機能を説明するビデオは、こちらでご覧いただけます。
上記のビデオで使用されているデモデータベースと、新しいコマンドの使用方法を説明する例が利用可能です。
新しいコマンドとブックマークのコンセプトの詳細については、4D Write Prov16のリファレンスマニュアルを参照してください。