4D Write Pro:プログラミングによる文書作成

Deeplからの自動翻訳

4D Writeは、エンドユーザーが作成したテンプレートをもとに、請求書、報告書、注文書などのドキュメントを自動的に作成するのが一般的な使用方法でした。

4D Write Pro v16では ブックマークという新しいコンセプトで、セクションごとに新しいドキュメントを簡単に作成できるようになりました。

4D Writeのようにいくつもの別々のドキュメントを使用するのではなく、1つの完全なドキュメントを使用することが可能になりました。ユーザーは、ドキュメント内の範囲(ヘッダーライン、請求書項目など)を選択し、それらに名前を付ける、つまりブックマークを付けるのです。開発者としては、手動で範囲を特定してコピーする必要はなく、名前をつけたブックマークを利用してドキュメント部分を選択するだけでよいのです。

4D Write Pro bookmarks

プログラミングによるドキュメントの動的な作成を容易にするため、WP Newコマンドは、範囲から新しいドキュメントを作成できるように改良されました。作成した文書は、WP INSERT DOCUMENTnewコマンドで他の文書に再投入することができます。

また、WP INSERT BREAK コマンドを使用して、3つの異なるモード(前置、置換、追加)で文書に改行/セクション/ページを挿入するのと同様に、WP Get page countを 使用して文書の総ページ数を取得することができるようになりました。

これらの機能を説明するビデオは、こちらでご覧いただけます。

上記のビデオで使用されているデモデータベースと、新しいコマンドの使用方法を説明する例が利用可能です。

デモデータベース

データベース例

新しいコマンドとブックマークのコンセプトの詳細については、4D Write Prov16のリファレンスマニュアルを参照してください。

Roland Lannuzel
- プロダクトオーナー&4Dエキスパート -電子工学を学んだ後、産業用ITの分野で開発者兼コンサルタントとして、さまざまなデータベースやテクノロジーを使って顧客のためのソリューションを構築。80年代後半に4Dに惚れ込み、会計、請求書作成、メールシステムなどのビジネスアプリケーションの作成に4Dを使用してきました。現在も、新機能やデータベース開発ツールの定義など、4Dの未来を積極的に切り開いています。