最近、私たちは4Dフォーラムで、メール機能のような不完全に感じたり、欠けているコマンドや機能についての質問に答えてきました。
このブログ記事では、「早期リリース、頻繁なリリース」というパラダイムに要約される、完全には開発されていないバージョンをリリースするという決定の裏にある4D戦略について説明します。
Release Early, Release Often (RERO)とは?
REROは、早期かつ頻繁なリリースの重要性を強調するソフトウェア開発哲学です。そして、4Dでは、早い段階からお客様のフィードバックを取り入れることができるよう、アジャイルでオープンマインドな文化を確立することで、この哲学に沿うように努めています。
最新・最高のものをいち早く体験
早期にリリースすることで、ユーザーに最新のソフトウェアリリースを体験する機会を提供します。リリースされた機能が何らかの理由で不十分な場合、ユーザーはより早く対応することができます。このような短いフィードバックのループにより、製品開発チームを正しい方向に導き、お客様の要望に確実に応えることができるのです。
バグの特定をより早く
早期リリースは、新機能を実際のシナリオでテストする機会でもあります。これにより、バグを特定し、迅速に修正することができます。最近、4Dコマンドのオートコンプリートで、自動的に閉じ括弧が追加される現象が発生しましたが、これは特定の文脈では、コードにエラーを発生させることになります。実際にお客様に使っていただかないことには、発見できないことです。
リリースが小さければ小さいほど、何か問題が起こる可能性は低くなる
リリースまでの期間が長ければ長いほど、各リリースを有意義なものにしなければならないというプレッシャーが高まります。つまり、より多くのコード、より多くの機能、そしてより多くのテストを行うことになります。その結果、より多くのバグが発生する可能性があります。より小さく、より速いバージョンでは、当然ながら機能の数が制限され、その結果、バグの数も制限されます。
最後の考え
アジャイルマニフェストの最初の原則は、”我々の最優先事項は、価値あるソフトウェアを早期にかつ継続的に提供することによって顧客を満足させることである “と強調しています。
あなたはいつでも、自分のニーズに合った戦略を選択することができます。早期リリースは短いフィードバックループを保証し、新機能から早期に利益を得ることを可能にしますが、完全に開発されるまで待つことを決めることもできます。